人間風車

1998/12/08(火)
【ポケットステーション】

PlayStation(以下PS)用の液晶付きメモリーカード的ゲーム機
とでもいいましょうか、
PocketStaion(以下PS)が出ることは、
もう公表されていますね。

PSは、液晶画面が32*32ピクセルの大きさでモノクロで、
ワーク用のメモリー容量は2Kくらいと聞いています。

ですから、3D表現も、フルカラーのグラフィックも、
ムービーもAIも使えません。
それよりもうんと沢山の今のゲームの「当たり前のこと」が
表現不能です。
「こんなもので、何ができる!」、「時代錯誤だ!」と
ゲームデザイナーの人たちは怒ってらっしゃるというのも、
うなずけます。
「ナウイ、ヤングのニーズにマッチしていない。」、
「情報発信基地としてのSCEの立場はどうした。」
なんていうマーケッティング的意見も聞きます。

一方、最近流行ったゲームの「たまごっち」と「ポケモン」は、
いずれも、3D表現やフルカラーのグラフィックや
ムービーとは無関係なソフトであったという事実があるわけです。

実は結構身近なところで、
狂ったようにPS用のソフトを作っている人たちがいるのですが、
その人達の「様子」を見ていると、実に楽しそうなんです。
もちろんいつも「メモリがない、困った。
(絵として)表現できない、困った。」と悲鳴を上げていますが。

で、あまりに楽しそうなので、
聞きかじった「制約」を元に、頼まれもしないのに、
色々とアイデアを考えたりしているのですが、
これが楽しいのですよ。

ほんと、「アレもできない、コレもできない」なんですよ。
が、マゾ的な楽しみというわけでなく、
原点にもどった楽しさとでもいいましょうか、
そういうのがあるのです。

そういうアイデアですから、
素材や作成もプログラム作成も早くて、
1週間で1作なんていうペースらしいです。
これがまた、
僕のようなせっかちな性格にはピッタリなのですよ。

これは、もう、
SCEさんは開発用のスペックを公開してしまって、
広くアイデアを公募するべきですね。
きっと(昔のように)特別なゲーム界発揚の知識なしで、
誰でもゲーム作りに参加できるんじゃないでしょうかね。

もちろん、「センス」は今以上に必要になると思います。
次世代マシンのスペックに寄りかかって、
センスのなさをごまかしてきた人には無理でしょうね、
きっと。

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注1:ポケットステーション
SCEの開発した超小型PDA。
98年12月23日発売予定。3000円。

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