人間風車

1999/02/04(木)
【踊る大走査線】

映画「踊る大走査線」がいい成績を上げているらしいですね。 

これは、テレビ番組の映画化されたものらいのですが、
プロデューサーが、広報からストーリー展開まで、
徹底的にテレビ的手法にこだわったことが成功に結びついたと、
何かのインタビューで読みました。

従来、テレビ屋が作った映画はダメだと言われてきました。
そういうジンクス?定説?が破れたわけです。


この映画(実は見ていないのですが)が成功した理由は、
いっぱいあるのでしょうが、
テレビ番組と映画の「高さ」が
同じになったんじゃないかという気がします。

僕らの世代は、映画は日常(空間)と切り離して、
映画の世界にどっぷり浸かるという楽しみかたをしますが、
今の若い人にとっての映画は、
よそで見る大きなテレビ程度の感覚なんじゃないでしょうか。

恋人と「これ行ったことあるよね」なんて話しながら、
映画を見ている若い人を見ていると、これって完全に
「居間」の感覚じゃんと、思います。

僕らの世代は、ですから、
ついついテレビ番組とは違う「質」の映像を
映画に期待してしまいますが、若い人にとっては、
「有料」であることがOKな映像や情報であれば、
別にテレビ番組と違う「質」でなくても
いいんじゃないでしょうかね。

映画「踊る大走査線」は、
その辺のことを非常にクールにとらえて
いるんじゃないだろうかと、見てもないくせに、
そう思ったんです。

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