人間風車

1999/02/08(月)
【働きアリ】

働きアリは、巣を作ったり、外敵から巣を守ったり、
女王アリのエサを見つけて運んできたりと、
そりゃもう、奴隷のように働いていますわけですね。

それを見て我々は、アリの世界=女王アリのもと思い、
働きアリのことは、ふびんだと思ったり、
同情してエールを送ったり、
来世も働きアリとしては生まれて来たくないと思うわけです。


でも、ひょっとしたら、当の働きアリって、
「俺達がこの社会を作っているんだ、動かしているんだ、
養ってるんだ。俺達ナシではこの社会はあり得ない!」
なんて強い自負を抱いているかもしれませんよね。

「我々働きアリこそが主人であり、
それ故にその責務を日夜果たしている。
女、子供はすっこんでろ。」とか、
そう思っているかもしれません。

もし、誰かが我々の世界を遠くから眺めていたとしたら、
その人?は、この社会の主人公は誰だと思うんでしょうか。


家でグデーっとしブクブク太りながらも、
子孫繁栄を一手に担う女性と、彼女と子孫のために、
せっせと住み家を作り、エサを運ぶ男と、
どっちを主人公と思うんでしょうか。

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