人間風車

1999/02/26(金)
【意識の下】

「言葉にならない」思いというのは、
誰にでも経験があることで、
誰もがその存在をしっかりと自覚しているんですが、
その重要性を認識しているかというと、自分を含めて、
???だと思うんです。

最近、年上の友人であり師匠である人から、
この、言葉に(まだ)ならない思いというものの
大切さについて、よく聞かされます。

彼は、インターネットで膨大なH系グラフィックを集め、
それを拾捨するうちに、
それまだは漠然としていた彼にとっての「エロ感」の本質が、
対象の「人格」であることがわかった(
=言語化できた)そうです。
聞いていて、非常に興味深かったことを覚えています。

わかった=言葉化できたというのは、
ちと乱暴な図式かもしれませんが、意識の下に眠る思いは、
言語化して初めて自分でも「認識できる」ことは、
間違いない気がします。
「我、言葉化にする故に我あり」といってところでしょうか。


ま、ですから、
地下に眠るマグマを汲み上げて発電に利用するように、
この意識の下の資源をなんとか汲み上げて、
実社会で活用するという作業は、大切なことだと思いますし、
だいたい、ちょっと自分がわかった気がして、
楽しいものです。


この地下の資源の汲み上げ方というのは、
いろいろな方法があると思います。彼のように、
ざるで砂金を集めるみたいに、
まず、ともかく気持ちのおもむくままに動く。
そして、できあがったモノを、
これまた「考えないで」拾捨選択する。
(理屈というフィルターを通さないことがコツ)。
そして、残ったモノをみてそれを解析する。
という方法もありでしょうし、
瞑想やクスリもありかもしれません。


かくゆう自分は、彼のHPでやらしてもらっている
「森川君の遺伝子」という場で、
チンタラと汲み上げ作業をしています。
まだ、あふれ出るマグマを汲み上げるだけで、
全然収束していっていないんですが、いつか収束して、
「あっ、おれの好きなキャラってこういうんのなんだ」
とわかる日が来ることを、楽しみにしています。

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