人間風車

1999/08/24(火)
【インタビュー】

雑誌に載っている
インタビュー記事なんかを読んでると、
結構気になってた人なのに、
なんだ、つまらないことしか言わないヤツじゃん、
なんて幻滅することがあります。


ぼくは、たまにインタビューされる
側になることがあるのですが、
そんなとき、つくづく、インタビューは、
インタビューする人の作品だナァと思います。


インタビューは、インタビュアーの質問に
答える形で話をします。
「じゃあ、これから30分、
好きに思ったことをしゃべってください」
なんてことはまずありません。


インタビュアーの質問の雌型とでもいいましょうか、
凹型とでもいいましょうか、つまり、
全てはインタビュアーの質問内容で決まってしまいます。

「最初にやったゲームは?」
「どういうゲームがお好きですか?」
「最近はまったゲームは?」
「お好きな食べ物は?」「出身は?」
なんて質問ばかりが続くと、
ボケることや気の利いたことも言えませんし、
なんだか、ゲーム大好きみたいな(全然違う)
イメージになっちゃうし、
困ったナァと思っているうちに、
本当に「今日はどうもありがとうございました」
なんて終わってしまう場合もあります。

 こんなとき、あの時、あ
んなつまらなかったことしか言ってなかった、
あの人もこういうインタビュー受けたのかナァ、
じゃあどうしようもないよなぁ、なんて、
おもわず、同情してしまいます。

 と、同時に、
きっとこのインタビュー記事読んだ人は、
ボクのことをなんてつまらないヤツなんだと
思うんだろうナァとも思うと、
なんだかとても切ない気持ちになりますし、
こりゃ、逆プロモだぜ、なんて焦ったりもします。


インタビューは、ただ話を聞いてきて、
テープおこしをすればいい
イージーな仕事と思われているのか、
時に、とんでもなく、
とんでもない人に来ていただくことがあるんですが
(もちろん、いい人の数の方が多い)、
全く逆で、
インタビューのおもしろさ=聞き手のおもしろさ
といって過言ではない気がします。

現に、
(インタビューが本業でない)おもしろい人が、
インタビュアーや司会をしているインタビューや
座談会の記事は、相手が誰であろうと、
とってもおもしろいです。


聞き出す力ってのは、語る力なみに、
すごい能力なんだと思います。


どっかで、ぼくのインタビュー記事
とかを目にすることがあって、
なんてつまらないんだ、と思ったときは、
今言ったことなんかを
ちょっと思い出してもらえるとありがたいです。

そんなときは、よーく読んでもらえば、
そこはかとなく「SOS!」
と言っているのがわかってもらえると思います。

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