人間風車

2000/09/13(水)
【花田家の騒動】

相撲の花田家の騒動は、依然延焼を続けている。
こうも、一人一人が順番にやり玉に挙がっていく
家族というのもめずらしいんじゃないだろうか
(って、実は芸能ネタって全然音痴なんですけど)。
まるで「連載企画」、「連載マンガ」のようなネタの出し方だ。
こうしたことの背景には、花田家への国民のシット
(あ、「嫉妬」のほうね)がベースにあるんだろうけど、
相撲自体がつまらなくなっている、あきられている、
という事情もある気がする。周辺のネタがにぎやかになるとき、
その本体は危機にある、そういう方程式は、
なにも角界だけの話ではないけど。


前から言っているんだけど、
今の双子山部屋を作ったのが角界の大失敗だった気がする。
あんな、大所帯で、
関取がたくさんいる部屋を作ることを許してしまってはいけなかった。
相撲では同門対決は、優勝がかかっていないかぎりない。
公正な相撲実現のためだ。
つまり、関取がたくさんいる部屋の関取は、
強い力士と戦う場が減る分、有利になる。
例えば、曙は、貴花田、貴乃波、貴闘力と戦わなくてはいけないが、
貴花田、貴乃波、貴闘力は、曙だけとだけ戦えばいい。
これ明らかには貴さんチームが有利だ。
若花田がいたころはもっと有利だったわけだ。
こうして、(今ではそうはなくなったけど)双子山部屋の連勝が続いた。
これは興ざめだ。
どっかの野球チームの優勝くらいしらける(らしい)。
優勝だけではない。双子山部屋の力士は、
こうして有利なマッチメークのため、
いい成績を収めることができる。
このため、出世が早い。
誰とはいわないけど、
明らかに実力以上の出世をしているといえる力士がいたりする。
これもしらける。
実際、最近では、上位関取が下の力士にバンバンと負ける。
「横綱相撲」なんていのは死語になってしまった。
これは、上下の力が拮抗しているというよりは、
分不相応の出世の副作用であると思う。

この調子でいくなら、
角界は2大部屋制にするしかないかもしれない
(それはそれでおもしろそうだけど)。
あきらかに、部屋が大きくなればなるほど、有利だからだ。


PS:
野球場のピッチャーズ・マウンドからホームベースまでの距離は、
どの球場でも同じだ(何故か高さは違うんだけど)。
しかし、球場の広さ、
つまり、ホームベースから外野フェンスまでの距離は、
球場それぞれによって違う。
各チームにはホームグラウンドというのがあって、
年間試合の半分(正確に半分かどうかしらないけど)は、
ホームグランドでの試合となる。巨人なら東京ドームがそこだ。
で、疑問。
野球にはホームラン数という正式な記録がある。
このホームラン数は、あきらかに球場の広さが関係する。
事実、神宮球場や広島球場でのホームラン数は多い。
逆に、福岡ドームでのホームラン数は少ない。
となると、狭い宮城をホームグラウンドとしている選手は、
広いホームグラウンドの選手より、
ホームラン数が有利になるんじゃないでしょうか?なんせ、
ホームグラウンドでの試合が50%なんですから。
これだと、ホームラン数って、
ただ数だけで査定するのは不平等じゃないのかなぁ。
少なくとも、ホームラン王争いの場では。
各球場のホームラン指数を割り出して、
それを選手のホームラン数にかけあわせないと、
公平じゃないのかなぁ。
松井のあわやの外野フライを見るたびに、
その疑問が頭をよぎる。

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