人間風車

2001/01/18(木)
【身体性復活】

この間、同業の友達と飲んでたときに、盛んに出た話題が
「コンピュータとかもう、おもしろくないね」
っていうことだった。
この場合の「コンピュータ」には、
PCだけじゃなくゲームもインターネットも含まれている。
たしかに、ゲームや携帯電話をからめたIT産業には、
まだ残っている遊びがあることはあるんだけど、
総体としては、落ち着いてしまったなぁということだ。
「80年代が終わったってことだね」
ということで、合意。


そういう言い方をすると、
そのアイテムが流行の頂点に達したのを見計らって
「そのアイテムはもうトレンドじゃない」
ということレトリックだけで生きている
トレンドウオッチャーみたいに誤解されそうで
イヤだなぁと思うんだけど、もちろん、
そういうつもりじゃないし、
ぼくらに先見的センスがあるとかそういうことでもない。
たぶん、僕らは普通の人たちより、
時間的も内容的にもたっぷり
コンピュータに接しているので、
飽きるのも一足早い、
ただそれだけのことだと思う。


で、じゃあ、これからは何(がおもしろい)
って思う?というと、スキーだったり格闘技だったり、
陶芸だったり、盆栽だったり、石堀りだったり、
身体性を伴った遊びばっかりがあがってくる。
そういう身体性復活を求める、
自分的欲求を自覚するときって、
肉中心の食事が続くと、
無性に野菜がほしくなるときのバランス感覚と同じような、
ほっとした感がある。
まだ、おれは「まとも」だって、感じ。


そういえば、以前こんな議論をしたことがある。
野菜も肉も炭水化物もバランスよく必要とする我々と、
お菓子と肉さえあればいい連中とどちらが、
生き物的に合理的、というか進化しているんだろうって。
われわれ類人猿が、こんなに雑食性になったのは、
陸上での生存競争でやぶれて、なんでも食う、
じゃないと(食べ物がなくって)
生きていけなかったからであって、
今のなんでも食うじゃないと(体のバランスを崩して)
生きていけないとでは、ちと意味が違ってきている。
いつのまにか、なんでも食べられるから、
なんでも食べないとならない、
に変質してしまったとも言える気がする。
1日3食とか、朝食絶対、とかそういうのもね。
そう考えると、
今の偏食のヤツの方が進化しているのかもしれない。
ま、ジャッジできるにはもう少し時間がかかりそうだけど。


ps:
そんなわけだから、でもないんだけど、
仕事がらみで今月末に鉱石を堀に行く。
わざわざこの寒い時期になんで、
て気持ちもあるんだけど、今からワクワク。

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