人間風車

2001/03/13(火)
【CDとハードディスク】

そういえば、
CD-ROMというメディアが誕生した当時、
こんなものは主流のメディアになれるわけがない。
と言われていたのを思いだした。
理由は、読み出し速度が遅いことと
書き込みができなかったことで、
当時すでにモバイルタイプの
ハードディスクは発売になっていたし、
ハードディスクより保存が安定している
MOも出回り始めていたので、
そういう、「すでにあるメディアに、
1カ所でも劣るところがあるメディアは、
受け入れられたことがない」というのが、
マルチメディア系評論家の意見だった。

ところが、読み出し速度は24倍速とかいった
力わざで解決してしまったし、
書き込みができるドライブも
ここのところ標準になりつつある。
お皿自体は1枚100円以下になったし、
1MBあたりのメディア単価は、
今一番低いんじゃないだろうか。

それに、MOやZiPドライブを持っていない人はいても、
どのパソコンにもまずCDドライブが装備されているから、
誰とでも安心して交換できるという意味でも、
最良のメディアとなりつつある。
そういやぁ、
同じくMOやZiPやフラッシュメモリーがでたとき、
ハードディスクもその
「役割を終えた古いメディアになった」
と言われていたっけ。

接触型であり、磁気式でありと、
データ保存の安定性も低く、消費電力も大きい、
1MBあたりのメディア単価も割高になりつつある、
というのがそういわれた理由だった気がする。
ところがどっこい、
ハードディスクは非常に大容量で
安価な記憶装置として君臨している。
ギガバイトなんていう、
ちょっと前なら単位の名前だけしか存在しなかったような
大容量になっちゃうし、
500円玉くらいの大きさまで小さくなってしまうし、
消費電力も小さくなってしまうし、
ビデオデッキの代わりになりつつあるし、
携帯電話が組み込むこともあるかも、
なんてまことしやかに語られるくらいの
メディアになってしまった。

皮肉なもんだというか、わからんもんだというか、
(評論家の予想なんて)あてにならんもんだというか、
メディアの将来性をスペックだけで判断するという方法に、
なんか根本的な間違いがあるんでしょうね。

今のIT周辺機器なんかに対する予想なんかにも、
後年、大笑いなんていうのがきっとあるんだろうなぁ。

そうそう、ウインドウズなんてのもそうだなぁ。
なんで、あんなに使いにくいモノが、、、って、
ぼくなんか思ってしまうんだけど、、、。
世界中のほとんどのパソコンユーザーを
不憫に思っているなんてのは、
ぼくだけだろうなぁ。

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