人間風車

2001/05/18(金)
【足下の小さなヒント】

ダーウィンは、家畜やペットや作物が、
交配によって品種改良されていくのを見て、
ひょっとすると人の手が神の手(=自然)でも
同じ事が起こるんじゃないかと気がついて、
進化論を思いついたそう。
ある物理学者は、あるとき、
自然界に存在する原子の種類や数を調べていたら、
原子数(陽子の数)が偶数である原子の方が、
奇数の原子よりも自然界に圧倒的に数が多いことから、
これは原子同士がくっついたりするからに違いない
(偶数+偶数=偶数、
奇数+奇数=偶数になるから)と考え、
核融合という現象を思いついたそう。
またまたある生物学者は、
DNA塩基のアデニンとチミンの数が
だいたい同じであり、
シトシンとグアニンの数がだいたい同じなことから、
アデニンとチミンが、
シトシンとグアニンが
相補的に結合することに気がついたという。
有名な話だけど、大陸移動説も、
世界地図を見ながら、
アメリカの西側とアフリカの東側の形が
ピッタリくっつくのに気がついたのがきっかけだそう。
偉大な発見の多くが、
小学生でもわかりそうな、
簡単な観察をヒントに見つかっているってーのは、
おもしろいというかタメになるというか、
スゴイというか。
天才って、なんだか、
我々には手の届かない遠い世界から、
すばらしいアイデアを
拾ってこられる人みたいなイメージがあるけど、
実は、
そういう足下の小さなヒントを
見つけられるかどうかってことなんでしょーね。

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