人間風車

2002/03/20(水)
【ボードゲーム】

仕事でTVゲームを作っているくせにTVゲームはやらない。
けっこう、
まわりはアニメ、漫画、TVゲームオタクが多いわりに、
どのオタクでもない。
唯一われながらマニアックだなぁと思っているのが、
ボードゲームやカードゲームですね。
一般的に知られているボードゲームやカードゲームというと、
モノポリー、人生ゲーム、UNO、
せいぜいスコットランドヤードくらいでしょうが、
いやいや、この世界広いです。
とくにドイツのゲームはスゴイです。
ボードゲーム界の重鎮、安田均いわく、
「現在、ゲーム界には3つの極がある。
日本のコンピュータゲーム、
アメリカのトレーディングカードゲーム、
そしてドイツ製ゲーム」ということだそうです。
なにしろ、ドイツでは、
何百万個も売れるボードゲーム、
カードゲームがざらにあるそうです(FF、ドラクエなみ!)。
しかも、毎年100個ぐらい新作が発表されているというのです。
どこかスゴイか説明するのは難しいのですが、
ともかく、
「こんな遊びが存在したのか!」と驚かされるのです。
「これ考えた人は、どういう頭の持ち主なんだ!」
と驚かされるのです。
「ドイツ人って、すげー!」と驚かされるのです。
こうした感動は、TVゲームではなかなか味わえません。
どうして日本ではこんなに流行らないんだろうと不思議なんですが、
人数がある程度集まらないとできない、
ってのがネックになってるんでしょうかね。
あと、ちょっと理屈っぽいというか、
ルールを覚えるまでの敷居が高いのも難ですね。
だから、日本ではマニアだけでしか流行らないんだろうなぁと思ってたら、
カプコンは、「ブレインスポーツ」と呼称し、
ボードゲーム販売に乗り出しましたね。
http://www.watch.impress.co.jp/game/
docs/20020306/catan.htm
ま、第一弾が「カタン」ということで、無難路線からの出発ですが。
(ってあたり、もう一般的じゃないですね、きっと)
いちボードゲームファンとしては、
ブームになってほしいと祈るばかりです。
てなことで、もう10年くらいは、
静かにボードゲームオタクをやってたんですけど、
ここにきて、ちょっとだけ仕事的にも関係が出てきた、
と感じることがあります。
というのも、TVゲームとくにパソコンゲームは、今後、
ネットワークゲームが主流になっていくでしょう。
やっぱ、コンピュータの中の人と遊んでいるより、
生身の人間と遊んでたほうが楽しいですからね。
今までは、全く見ず知らずの人と一緒に遊ぶなんて考えらなかったけど、
ネットワーク環境が整うに従って、
物理的に離れていても一緒に遊ぶってことが可能になりましたからね。
これから、どんどん、ゲームという媒体を通して、
生身の人間と遊ぶって事が増えるんじゃないでしょうか。
いくらAIを駆使しようが、
生身の人間の反応にかなう日なんて来そうにありません。
だったら、さっさと降参して、他の人とつなぐためのメディアになること、
それが一つのゲームの生き残り戦術になるんじゃないでしょーか。
ただ、今のインターネットゲームというのは、
ウルティマやディアブロに代表されるような、
剣と魔法の世界で戦うって遊びがほとんどです。
これはもったいない。
人と人が一緒に遊ぶ遊びは、まだまだいっぱいある。
そのお手本が、ボードゲームやカードゲーム、
特にドイツゲームにはたくさんある、
ってのが、今回の主題です。
てなことで、最近、
ちょくちょく勉強会と称してボードゲーム大会を開いたりするんですよ。
はじめてやる人も、みんな、おもしろい、おもしろいっていってるから、
きっと「遊び」としては脈があるんでしょうね。

ボードゲームに興味のある方は、ここ↓を訪ねられるといいでしょう。
http://www.thegamegallery.net/

ps:
JAGA主宰のゲーム大賞ノミネートを調べていたら、
なんと、昔僕らが作った「ハーベスト」というゲームが、
94年、95年とノミネートされてたじゃないですか!
全然知らなかった。っていうかうれしい。
http://homepage.mac.com/jaga_online/index2_sousaku.html

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