人間風車

2002/05/09(木)
【投融資】

あおぞら銀行が映画に投資!って書いたあったので、
「お、銀行もやるなぁ」と思ったら、
ちゃんとテレビ放映権やビデオ化権を「担保」にとってるのね。
担保取るんだじゃ、投資じゃなくって融資でしょうに。
どうやら、
担保分の融資+(制作費の)不足分の投資の合体版らしいですなぁ。
「投融資」って言葉は、どうも思いっきり悪いなぁと思うけど、
これでも画期的なことらしい。
えっとえっと、新聞によれば
「映画がヒットしなくても融資分は担保で回収し、
ヒットすれば投資分を回収する」ってことで、
最悪でも赤を食らわないという計算らしい。
同じ手法で出版やテレビアニメにも投融資するみたいですぅ。
ふむふむ、「ホーキング未来を語る」もそのプロジェクトの産物とな。
さすが、銀行、硬いとこついてくるなぁ。
そんなとこ、投融資しなくったって成り立つっちゅーに。
根性あるんなら、うちに投資してみぃ。

前回の話で、本を読まない人向けに本の体裁を変えたことで、
本を読む人にとって買う気が起きない本になったのが、
敗因ではという指摘をいただいた。
たしかに、新規の客を3人とれても、
なじみの客が5人減ったら、これはまずい。
だったら、なじみの客受けする本にして、
なじみの客が2人増えるってほうが安全だともいえる。
つまり、どんどんコアユーザー向けになっていくのが安全ってことか。
(たしかに、そうなってる)
でも、そうなると、もう後戻りできないってことですよね。
交通事故的なヒットってこともあるだろうけど、
それ以外では新規の客は入れない世界になっちゃうかもしれないから。
世の中の楽しさの幅が狭くならないといいんですけどね。
いろいろな楽しさがある、アイデアの幅(種類)が豊かである場。
そういう場に人は集まり、そういう場から新しいヒットが生まれる。
(ってのは、チープな考えかなぁ?)
商品単体で考えるんではなく、
そういう「場」としてのムードを保つために出す、
そういう投資もアリって考えてもらえるとありがたいんだけど。

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