人間風車

2002/05/30(木)
【eブックサービス】

「テロメアの帽子」がランキングインしているというので、
bk1に行ってみたんですけど、
本の紹介のページで、
なんとぼくがお世話になった本(参考文献)を紹介してもらえていた
<しかも、そこから、
その本をオーダーできるページへのリンクも貼られているので、
買ってもらいやすい。
どのくらい現実的な効果があるかは???だけど、
ぼくとしては、是非読んでみてと思ってる本だし、
紹介された本だって迷惑じゃあないだろう。
bk1にもついで買いというお小遣いがあるかもしれない。
ちょっとした知恵と労力で、
関わるみんながちょっとずつ得をする仕組みというのは、
すばらしい。
また、インターネット的だと思った。
以前にも書いた気がするけど、
amazonでも、昔からおもしろいサービスがある。
例えば、「テロメアの帽子」のページでは
「この本に興味がある人は、こんな本にも興味をもっています」として、
以下のような本が紹介される。
『千と千尋の神隠し』; 柊瑠美, その他; DVD
『ベラベラブック〈vol.1〉』; ; 新書
『たまもの』; 神蔵 美子 (著); 単行本
これらにもリンクが貼られているので、
すぐにオーダーすることができる。
ぼくは本を買うとき、
よく、この関連商品でついで買いしてしまう。
また「マイページ」というサービスがあって、
"あなたが興味のあるジャンルの関連商品、
おすすめ商品をリアルタイムでお知らせしています"
というコンセプトで、
以前ぼくが買った本やDVDなどから推測して、
ぼくが好きそうなアイテムを勧めてくれる
(さすがに、ぼくのマイページは公開する勇気はありませんでした)。
100%マッチしているわけじゃないけど、
自分を分析してくれてるみたいで悪い気はしない。
つい、買ってしまうこともある。

インターネット上で売れる本の数は、
実本屋の10%にも満たないらしいので、
こうしたサービスは、現状では、
取るに足らないサービスなのかもしれない。
でも、こうした「便利で楽しい」サービスって、
そういやあ実本屋ではいただいたことないなぁと、
みんなが気がついちゃうと、
ずいぶんと割合は変わるんじゃないでしょうかね。
あともう一歩、
ぶらり本屋に立ち寄る楽しさみたいなのがあるといいのにと思う。
e本屋にも弱点はある。
 1.本の質感が伝わらない。
 2.送料がかかる。
 3.立ち読みができない。
1.については、あまり気にする人はないだろうけど、
2.3.はあきらかにマイナス点だ。
amazonの1500円以上買えば、
送料は無料というのはかなりイイ線いっている気がするけど、
bk1の7000円以上ならばというのは、ちと苦しい。
一度に7000円分の本を買う人っていうのは、
そうはいないだろう。
1回1500円で5回買うというのと、
1回で7500円買うというのでは、
心理的なダメージが違う。
どうしたら無料にできるのか、、、わかりましぇん。
3.については見込みはある。
実本屋では、物理的なスペースの関係で、
平積みされる本の数はうんと制限されてしまう。
このため、
売れせんの本や強い営業力を持つ出版社の本で占領されてしまう。
しかし、電子的空間では、そういう物理的制限はほとんどない。
ただこれには、出版社が協力した方がよさそうだ。
出版社で見せ方(データフォーマット)をある程度統一させて、
そうしたデータを作るまでが出版社の仕事、
それをサイトに乗せるのがe本屋の仕事と分業しないと、
1ヶ月200冊も新刊が出るという現状では、
e本屋の負担が大きすぎる。
こうしたデータを作るコストは、チラシをつくるよりかなり小さくなる。
このあたりは、e本屋にアドバンテージがあると思う。

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