人間風車

2002/06/07(金)
【毒】

USJに行って参りました。
いやあ、案の定徹夜で出発するハメになって、
そんでもって大阪は30度を超える夏日でと、
タフな状況でしたが、おもしろかった。
USJを経験すると、
TDLがいかに緻密でスキがないところか再確認させられる。
マンホールが見えてしまうとか、道路にひびが入っているとか、
拡張作業用の車両が見えてしまうとか、
TDLではありえませんもんね。
ゴミがすぐに消えるのは有名な話だし、
作業員がだるそうに歩く姿にお目にかかることがない。
ホント完全な世界を演出してる。
アトラクションも、絶対に客が不快に感じたり、
過度に驚いたり恐怖を感じたりしないように、
注意深く設計されている。
それに比べると、USJは、いろいろな点でスキが見える。
アトラクションでは、驚いたり、熱かったり、冷たかったり、
臭かったりもする(もちろんほとんどは、楽しい!なんだけど)。
(具体的な話は、まだ行っていない人に悪いから書きません)
こういう場でのアトラクションってーのは、
どこでも安全で無害で安心して油断して
楽しめるモノって思っていたけど、見事に裏切られた。
狙いなのかどうか知らないけど、どのアトラクションにも、
予想をちょっとだけ裏切られる過激さ(毒)があった。
で、ぼくなんかは、TDLの完全に平和で無害な世界より、
USJのちょっと毒っけのある世界の方が好きですね。
かといって、富士急ハイランドみたいに、
「毒」一筋ってのもイマイチ好きじゃないので、
ちょうどいい塩梅でした。
てなことを思っていたら、
NHK教育でおもちゃについて考えるみたいな特番をやってて、
例によって暴力的表現が多いテレビや映画、
それにTVゲームがやり玉にあがってた。
映像(バーチャル)世界での暴力シーンを見たときには、
リアルな暴力シーンでしか反応しない脳の領域が興奮する。
ゆえに、危険。ゆえにそうした映像は有害であるそう。
それに対して、
積み木は安全で創造的な遊びができるからイイといってた。
脳が反応したら、即、行動や判断に結びつくのっかーちゅーの。
ってつっこみはおいておいても、
無毒な世界ばかりじゃあ、つまらない気がする。
子供だから毒に触れないようにとかいう考え方は逆であって、
そうした無菌状態で育てることのほうが、大人になって、
(毒ばっかりの)現実世界に対応できなくなるんじゃないでしょうかね。
ちょうど、アトピーと同じように、現実世界の毒に過剰反応しかねない。
子供のうちから毒にも触れさせなくっちゃ。
アトラクション「バックドラフト」の
最後の演出でひっくり返ってた子供も、
きっとトラウマになることなんかなくって、
あれはあれで、脳の発達には何かしら有益だったことだろう。

« ギコ猫 | | サッカーがらみで、、、 »