人間風車

2002/06/12(水)
【レビュー】

インターネットで知らないアイテムを買うときには、
かなりのリスクをともなう。
前にも書いたけど、
こんなときお試しシステムがあると助かるのだが、
残念ながらそうしたサービスはほとんどない。
もっともお試しのしようがないアイテムもいっぱいあるが。
となると、レビューが頼りとなる。
作り手からのセールストークは役に立たない。
また、雑誌などのレビューも、
作り手といろいろなしがらみがあるようなので、
あまり信用はおけない。
となると、個人のレビューが頼りだ。
しかも姿がはっきりした個人のレビュー。
映画でいうピーコみたいな存在。
匿名のレビューは、思い切ったことが書けると言うよりは、
無責任に書けるという方向にいきがちなので、
あまりよろしくない気がする。
農作物でも、料理でも、
映画でも作り手の「顔」が見えると安心する。
きっと、レビューもそういうことなんだろう。
ただ、例えば、
ぼくの映画の趣味はピーコの映画の趣味と違うので、
いかにピーコが誠意をもって推薦してても、
彼?彼女?の評はぼくには役に立たないというようなことは起こる。
好ききらいは、
十人十色千差万別たで食う虫も好きずきあばたもえくぼなので、
しようがない。
となるといろいろなタイプのレビュアーがいることになる。
そのうちの誰かの感性が自分の感性にフィットするだろうから。
もう一つ全く違ったアプローチも考えられる。
不特定多数のレビューを集めることだ。
一つ一つのレビューの質に差があっても、ある数以上が集まり、
それを受け取る側に、
それら評価を評価する(淘汰圧の)仕組みがあれば、
そのレビュー群の精度はある程度保証されるモノになるらしい。
グールドの「フルハウス 生命の全容」で書かれていることなんかが、
いいヒントになる気がする。
優秀な少数に頼る仕組みより、不特定の多数の力を利用する、
こちらの仕組みのほうがインターネット的かもしれない。
最近では「レビュージャパン」みたいに、
レビューだけのサイトもあるので、こういうところが、
今後どう伸びていくのか興味がある
と、とうとう論文口調がぬけないまま、
最近読んだ本達、今読んでいる本達を紹介。
ここのところ、すごい!って本にあたらないなぁ。
数関係の本を乱読。
乱数、0、無限、素数、暗号、
こういうキーワードに心惹かれているんだけど、
そのどこがいいのか核心をつかめないでいる。
★☆☆ ランダム (数学)
★☆☆ 人間はどこまで耐えられるのか (雑学)
★★☆ 「無限」に魅入られた天才数学者たち (数学)
★☆☆ ゼロの博物誌 (数学)
★★☆ 心と幸福の科学 (心理学)
★★☆ 素数の不思議 (数学)
★☆☆ 私の船長さん (絵本)
★★☆ どこかにいってしまったものたち (アート)
★★★ 暗号解読 (数学)
★☆☆ N.Y.SALAD (絵本)
★★☆ 16歳のセアラが挑んだ世界最強の暗号 (数学)
★☆☆ アリスと旅する不思議な数の物語 (数学)
★★☆ ものぐさ箸やすめ (心理学)
★☆☆ ゲーム理論で解く (数学)

« シリコン脳の考え方 | | アルキメデスは机の前でユリイカ!といえただろうか »