人間風車

2002/07/23(火)
【たくさんで遊べればそれでいいのか、という問題】

マルチプレーで遊べるゲームということになると、
参加できる人数を、
ついサーバーのハード的限界に設定してしまう
(今だったら、同時3000人程度だろうか)。
そしてもし3000人が同時にこれをやったらどうなるんだろうとか、
そういう想定でもってプログラムを組んだり、データサイズを考えたり、
フィールドの広さやイベントの量やスケールやアイテムの量を設定する。
んが、この人数設定は、
遊び的には正しいのだろうか?とふと思ったというか、
間違いじゃないかと気がついた。
たとえ、マシンスペック的に3000人遊べるとしても、
10人までとしたほうがおもしろいってことがきっとあるはずだ。
サッカーだって、野球だって、
グラウンドの広さとかボールの大きさや数なんかから、
メンバーの数を決めている訳じゃなくって、
あの人数だからこそあの遊びが楽しくなる、
そんなチューニングの結果から決まった数だろう。
たとえ、100人でサッカーできる環境があったとしても、
きっと遊びとしてはつまらないんだろう。
ボードゲームをやっていると、
4人で遊ぶか5人で遊ぶかで全然、
遊びの深さが変わってしまうことをよく経験する。
だったら、
マッシブ・マルチプレーであるネットワークゲームだって、
そのゲームならではのちょうどいい参加者数ってのがあるはずだ。
ついつい、課金とかハードの都合とか、
そういうことばかりで決めがちだけど、これは間違いで、
このゲームの場合、何人で遊ぶのが楽しいのか、
そーゆーことは真剣に考えないといけないんだと思う。
前にも書いたけど、同じ遊びでも、
居間にあるテレビに映しての遊びと持ち歩きマシン上での遊びってのは、
全く違うべきだ。
だから、例え携帯電話のマシンスペックが上がったからといって、
過去のお茶の間系ゲームを移植しても、ダメなんだと思う。
本だって、文庫本と上製本ってのでは読む環境が違うわけだから、
安易な移植ではなくコンテンツを変えるべきなのだ。
ついつい、ハードとか作りやすさとか経済性とか流行とか、
そんなことばかりに注意を向けてしまうけど、
使う人間のこととか使う場のことを第一に考えないといけないんだろう。

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