人間風車

2002/08/30(金)
【小学生が青ざめる時期】

そろそろ、小学生は青ざめている頃だろう。
今週末が「やま」だろう。
週末は、一家総出のイベントになるだろう。
ぼくも、小が生の頃、この時期はブルーだった。
毎週日曜日の夜の「日曜洋画劇場」のテーマ曲が
聞こえるとブルーになったように、
甲子園大会の決勝がはじまると、ブルーになっていた。
小学生の夏休みは、
虫取り→ラジオ体操→朝の夏休みアニメ劇場
→お昼ご飯→水泳→昼寝→野球→‥‥ととても忙しい。
宿題なんかやっているヒマはないのだ。
少なくとも毎日は無理!
だいたい、毎日宿題をやることがどうしてそんなに偉いのか、
「毎日」ってとこに重きを置かれているのが、げせなかった。
(ま、一日でもイヤだったんだろうけど)
ぼくはとうとうダメだったなぁ。
毎年やっつけだった。
何年生のときだったか忘れたけど、
読書感想文の宿題をやる時間がなかったので、
ちょうど読んでいた
(たしか千葉てつやかなんかの)読み切りマンガについて、
さも伝記小説かのような感想を書いたら、
「県の作文コンクールに出すので、先生も協力する。」
「ついては、その「本」を先生にも読ませない。」
てな話になって、ばれてしまいすごく怒られたことがある。
 
もし、ぼくが小学校の先生だったら、
「夏休みの宿題は、毎日の日記です。」
「しか~し、それはラスト3日間で仕上げなさい。」
「毎日書いてはいけません。」
「ラスト3日間で、
しかも毎日書いてたみたいにばれないように仕上げなさい」
そういう宿題を出す。
だいたい、社会に出ると、
毎日自分のペースでコツコツやれる機会なんてほとんどなく、
尻かっちん、やることいっぱい、でも時間なし!
って状況で、いかにすばやく仕事を仕上げるか、
いかに優先順位をつけるか、いかにごまかすか、
(できなくて)いかに言い訳するか、いかに謝るか、
いかに消えるか、そういうことのほうが多いのだ。
そういう修羅場をくぐり抜ける力のほうが、
毎日コツコツやれる能力より、ずっと大切な能力なのだ。
夏休みこそ、そういう能力を身につける絶好のチャンスなのだ。
さて、ラスト3日間で日記を仕上げるとなると、
インターネットの活用は必須である。
まずは、日記のお決まり、その日の天気を調べなくてはならないので、
夏休み期間中の天候記録があるサイトを探す。
次にネタとなるイベントがないといけないので、
ニュースサイトを調べて、全国的な事件を調べ、
それについての感想を書く。
たまに、ローカルなニュースを織り込んだ方がもっともらしさが増す。
それだけだと、どうも自分の日記という感じがでないので、
自分的イベントが必要だ。
天候をよくチェックし、海に行った、山に行ったというイベントは必須。
住んでいるところ付近の有名な行楽地を検索するとともに、
例年の渋滞情報などもゲットしておいて、
「パパの車が渋滞につかまり、家に帰るのに3時間もかかった」
などと書けるといい。
絵日記であるなら、
google imageで夏の主要イベントの
グラフィックをゲットして参考にするといい。
しかし、3日間という期限では、
それでも全日を埋めることはむつかしいかもしれない。
そんな場合は、書くことができなかった日を設定するしかない。
そのネタとしては、
夏らしい病気(食あたりや夏風邪)なんかがいいだろう。
ただし、もし、そういう病気にかかったことがなかったのなら、
どのくらいの症状なのかを調べなくていけないし、
どのくらいの頻度でその「ネタ」を使えるのか、
発症頻度あたりまで調べておく用心さは必要である。
このくらいやれば、実社会で「役に立つ」夏休みの宿題になると思う。

ps:
「水と太陽だけで404日断食」(yahoonewsより)
ほんとうかぁ。
水と太陽だけで404日断食しているインド人がいるそう。
ぼくが行ってた断食道場の人は、
人間は20何日か絶食すると死ぬとかいってたけどなぁ。
水と太陽だけで1年以上なんて、植物じゃないんだから(笑)。
それはそうと、
"水と太陽の光だけで1年以上も生き延びた男性の生体調査が、
火星などへの有人飛行の道を開くのでは、と期待をこめて伝えている。"
ってのは、そういうもんかぁ(笑)
ちなみに、昨日のヤモリネタでも、
火星探検用ロボットに応用が、とか書いてた。

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