人間風車

2002/11/05(火)
【星を探すのに顕微鏡は使わない】

ほうら、ゴーンさんもこう言ってるじゃないですか。
「営業の担当者は立場上、目の前のニーズしか考えないが、
今のテーストにフィットするすばらしいデザインも、
実際に商品化するころには陳腐化している可能性がある」
(朝日新聞11.5)
そのまんま、あるところにメールしてあげたいくらい。
ただし、営業がそうしか考えないのが問題なのではなく、
営業からの声がデザインの現場にまで
影響を与えてしまうことが問題なのだ。
 ●
それにしても、日曜、月曜とよく寝た。
仕事している以外はず~~~っと寝ていた。
寝るって気持ちいい。
おかげで風邪気味だったのも直ったし、
身体もだいぶ楽になった。
医者や薬より睡眠だなぁ。
ただ、
仕事をしている(マップを作っている)夢を見るのには閉口した。
っていうか損した気分。
夢であっても、脳は働いているし、
時間だってちゃんと過ぎている。
成果物が実存しないだけだけど、そんなこと、
コンピュータで仕事してればいっくらでもある。
(マシンがフリーズしたら、直前の作業なんて夢同然だ)
てなわけで、
仕事の夢を見た時間分だけの
ギャラ損した~って考えるのはけちか。
 ●
ぼ~とテレビを見ていたら、
人間が歩くときには電磁波が発生すると言ってた。
人が歩いているとき、
テレビの5倍の電磁波が出ているんだそうだ
(それが強いのか、弱いのかわからないけど)。
しかも、一人一人の電磁波のパターンが違うらしい。
指紋や声紋のようなもんらしい。
んで、番組では、
犬は飼い主が帰ってくる直前に帰宅を察知できるのは、
主人の出している電磁波を感じ取れるからに違いないと言っていた。
人間はそうした微弱な電磁波は感じ取れないが、
犬などはとても電磁波に敏感なのだそうだ。
(ということは、渋谷を散歩させられている犬なんて、
電磁波感じまくって大変なんだろうなぁ)
ただ、
・人間は固有のパターンの電磁波を出している
・犬は電磁波に敏感である
よって、
・犬は飼い主の電磁波を察知している
と結論つけられるかというと、それはどうだろうかと思った。
たしかに、
我々が現在知っているエネルギーというか物理的作用としては、
電磁波というのが一番近い気がする。
だからといって、
まだ我々は全てのエネルギーや
物理的作用を知っているわけではないので、
ひょっとしたら未知の作用によるものかもしれない。
(ほんの500年前、
自分たちが酸素や窒素という分で取り囲まれているなんて、
誰も知らなかった)
よく科学の世界では「
星を探すのに顕微鏡は使わない」という言い方がされる。
どういうことかというと、
星というのは遠くにある暗い、大きな物体である。
という知識や予想(あるいは先入観)があるので、
それに見合った観測機械を選ぶ。
だから、顕微鏡ではなく望遠鏡を選ぶ。
つまり、あらかじめここに、このくらの大きさ、
量で在るに違いないと予測できるものしか見つけられないのだ。
もし、塵のように小さな天体が、空気中を漂っていたとしても、
それを見つけることが出来ないのだ。
よく、ノーベル賞的発見が、
変人(先入観を持たない)や失敗によってなされるのは、このためだ。
だから、電磁波で云々と決めつけてしまうのは、あぶなっかしい。
ひょっとしたら、
まだ見つかっていない第三のエネルギーが存在するのかもしれない。
人間の第六感とか、霊感とか念とか気とか、
そういったものも、あるいは、
そうしたまだ発見されていないエネルギーを
感じ取っているのかもしれない。
現在見つかっているエネルギーや作用で観測や説明ができないから
存在しないなんていう言い分はナンセンスだ。
センサーの感度は人によって違うから、
そういうエネルギーを感じ取れる人ってのがいるのかもしれない。

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