人間風車

2002/11/06(水)
【散らかっている】

部屋が散らかっている。
こう忙しくては仕方がない。と言いたいところだけど、
忙しくっても、忙しくなくても散らかっている。
掃除をしないからだ。
洗濯も料理も風呂を入れるのも、あまり苦にならないんだけど、
掃除だけは嫌いだ。
おまけに整理整頓も嫌いだ。
だから、これ以上に散らかるとさすがに
健康に悪いと思ったときだけ掃除をする。
だから、今この瞬間死ぬわけにはいかない。
40過ぎて、独身で、こんな部屋で息絶えてたなんてのは、
親がかわいそうすぎる。
ただ、掃除や整理整頓が嫌いだからといって、
散らかった部屋が好きっていうわけでもない。
朝方、疲れ果ててこの部屋に戻ってきたときなど、
思わず引き返したくなるくらいだ。
人(とくに男性)はよくこういうとき結婚を考えるらしいけど、
わかる気がする。
でも、掃除目的ですぱっと結婚できるほどの
瞬発(青春)力はもはやない。
となると、やっぱ家政婦さんを頼むしかないか。
ということで「お掃除サービス」の料金などを調べてみたら、
1週間に1回で1万3千円~2万4千円くらいするのだった。
ということは、月5万~10万くらいか、、、、。
けっこう高いモンだなぁ。
4週間に1回コースでもいっか。
(って、すこし真剣に考えている自分が怖い)
でも、誰か知らない人に、
あまりに汚い所に入ってこられるのもヤダから、
サービスを頼むんだったら、
ちょっとくらい掃除してからじゃないとダメだなぁ。
って、これじゃあ、近所に美人がやってる床屋ができたってんで、
毎日、ちゃんとひげをそって髪を整えて
ノコノコでかけていくっていう落語のネタまんまじゃないか。
ただ、散らかっているが、
これをきれいに片づけられてしまうのも不便なのだ。
散らかし屋さんならわかると思うけど、
非常に合理的に散らかっているからだ。
他人から見れば、
ただ散らかっているだけに見えるかもしれないけど、
よく見てもらえば、
いつも座る座椅子を中心に円周上にモノが散らばっているのだ。
だから、立ち上がってモノを取りにいかなくても、
身体を回転するだけで簡単に手が届く。
リモコンから目覚まし時計、読みかけの本、
綿棒までなんでも取れるようになっている。
しかも使用頻度が高いモノから
回転角が小さくて取れるようになっているので、
見栄えさえ気にしなければ、合理的な配置とさえ言えるのだ。

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