人間風車

2002/11/21(木)
【神は評価しない】

仕事の業績にしても、
学校の成績にしても、
スポーツ選手の能力にしても、芸術の質にしても、
それを正確に公平に評価することは難しい。
AIの世界でも、マクロ経済の世界でも、
この評価(関数)を作ることが一番難しく、
かつ、一番のキーとなる作業となる。
こういうときは神頼みである。
っていうか、神様のマネをすべきである。
神様はいったい、
どういう評価システムを使っているんだろうかと考えた。
ら。
評価してないじゃないとわかった。
古典的な進化論では、進化は自然淘汰でおこる。
つまり、優秀なヤツが生き残り、ダメダメなヤツが滅ぶ。
と言っているが、
現実はぜんぜんそうなっていないことが、最近わかってきている。
(もっとも、あきらかに機能不全な個体は生き残れないが)
残るモノは優秀だからというより、
偶然であることのほうが多いのだ。
例えば、小魚の群。
どう考えたって、
優秀だから食われないとか
ダメだから食われたということじゃなくて、
天敵から遠かった運のいいヤツが生き残ったに過ぎない。
進化もまたしかりであって、我々ホモサピエンスにしたって、
ネアンデルタール人より優秀であったとはいえない。
たまたま、氷河期がひょんと終わったので生き残ったに過ぎない
(ネアンデルタール人は、
氷河期に過剰適応していたために絶滅したと言われている)。
つまり、神様は評価するという仕組みをもっていないのだ。
サイコロをふって、いかす、つぶすを決めているに過ぎない。
アインシュタインは、神様はサイコロを振らないといっていたけど、
量子の世界から進化のしくみまで、
なんでもサイコロで決めている気がする。
学校も会社も株の売買なんかも、
案外、業績や成績や予測値で選ぶよりランダムに選んだ
方がいい結果がでるってことがあるのかもしれない。
マクロランダム学(そんなのないけど)とか、
意外と面白い現象や法則が見つかるかもしれない。

ムームーの小物達#6 白い 人形

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