人間風車

2002/12/11(水)
【感謝という気持ち】

今は朝の4時54分。
外にゴミを出しに行ったらキーンとする冷たさだった。
テレビでは外の気温は0度くらいと言っている。
宇宙の最低気温はマイナス273度だから、
泣いても笑っても後273度しか下がりようがないのだ。
極北に住む人なんて、
あと220度で宇宙最低温度にタッチできるのだ。
温度の上限ってあるんだろうか?
よくわからないけど、1兆度とかはゆうにあるから、
そう思うと、
ずいぶんと我々は低い温度の世界に生きているんだなぁと
凍てついた星を見ながら、しみじみ思った。

今日は雪も降っていないので、
風呂桶の野良猫にどいてもらうことにした。
しっしとやるとファーッと威嚇して出ていく。
いつも寝場所とエサを無償提供してやっているというのに、
感謝という気持ちがないのか。
と言おうと思ったけど、そういやぁ、
感謝なんて概念は人間にしかないのかもしれないなと思った。
サルは感謝するんだろうか?
人間だけにある高等な精神作用なんだろうか?
そもそも感謝というのはどういう情動なのだろう。
親やパートナーに対する愛情とも違う。
もっと具体的に自分に与えられたモノ、コトに対しての、、、
お、案外説明が難しい。
本来自分にはそれを得る権利がないモノを与えられたときに
それを与えた対象に対して発生する一時的情愛といったところか?
(岸田秀ならなんて説明するんだろう)
ともかくネコにはなさそうだ。
感謝って概念がない以上、
きっとボクが地獄に堕ちたときも、
手とか貸してくれないだろうな。
期待薄。
と思うと、
とても蜘蛛に助けてくれたお礼に糸を出したなんて話は信じられん。
ほ乳類にもない情動が昆虫にあるとは思えない。
あれはきっとたまたま糸が出ちゃっただけに違いない。
それを主人公が勝手に助けてくれたと解釈したのだ。
そういやあ、
釣った後リリースされるブラックバスは
釣った人のことを感謝してるんだろうか?
それとも憎んでいるんだろうか?
泥棒が少しお金を返してくれたのと同じだから、
やっぱ怒っているかな。
ぼくが、ダメージを少なくするために
もどしをつぶした針を使っていたり、
リリースする際、
えらに強制的に酸素が送り込むように水を送り込んでやってる、
なんてことはちゃんと査定してくれているだろうか。
っていうか、例え感謝してくれてたとしても、
どうやって、地獄からの脱出を手伝ってくれるんだろう?

ムームーの小物達#18 軽石

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