人間風車

2003/02/13(木)
【キレルならメールで】

プロジェクトのスタッフ中、
もっとも温厚と思われるA氏がとうとう爆発してしまった。
無理もない話である。
っていうか、彼が爆発しなかったら、
今日はボクが爆発してただろうから
ラッキー。
それにしても、人間って不思議だ。
彼が爆発したこととで、
ぼくの怒りの原因がなくなったわけでもなんでもないのに、
す~っと怒りが収まってしまう。
さっきまでの気持ちはどこへやら、
「まぁまぁ、そこは一つ、、、」
なんて仏様みたいな気持ちになっている。
そういやぁ、葬式なんかでも、
あ、だめ、泣きそうと思ったとき、隣で号泣とかされると
ふと涙が止まってしまうこととかあるな。
こういう心理って、どういう原理なんだろう。
仕事で爆発することは、大いによろしいとぼくなんかは思っている。
ただ、ミーティングでどなるとかはよくない。
なぜなら、「ふざけんな!」とどなってイスの一つも投げてしまうと
怒りのエネルギーはすっかり解放されてしまうか、
逆に真っ白になって暴走してしまうか、
ともかく怒った際に大切なことである「私は何を怒っているのか」と
「ではどうすればいいのか」の傾向と対策ができなくなってしまうからだ。
これでは、スポーツと同じで爽快感だけを得られるだけで、
仕事に役立たない。
だからメールとかで怒るのがよろしい。
メールに書く、つまり頭の中の「思い」を「言葉」に翻訳していく段階で、
怒っている真意やその量、あるいはその対策、今後の方針などが
はっきりしてくる。
自分の怒りが的をはずしていることがわかったり、
自分にも非があることに気づいたり、
思いの外怒っていないことがわかったり、
そういうことが書いている段階でどんどん整理されてくる。
だから、怒ったことが全員の
その後の仕事にプラスに働く可能性が出てくる。
また、だいたいの場合、書いている段階でクールダウンしてくるので、
場合によっては、「今回は許してやろう」なんて出さずにすんだりする。
そういう意味では、メーリングリストや複数の人にCCするほうがいい。
多くの人に配信すると思うと、さらに慎重になり、冷静になる。
的外れな怒りは恥ずかしいと思うし、
なるべく多くの人に同情して欲しいと思うので、
さらに怒りの本質を論理的に説明、つまり解釈しようとする。
これもまた、仕事にはプラスになる。
ぼくなんか、こうしてどれだけのメールを出さずに済んだことか。
(っていうと、きっとスタッフは、
捨てなかった分だけであの数かいと思ってるだろうけど)
さあ、あしたも相手の出方によっては、あたしの出番があるよん。

ムームーのまかない#14
豆腐と豆乳丼、エビのタイ風サラダ
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