人間風車

2003/04/30(水)
【最大の危機】

常々、
「人はほめられて伸びる」ものだと思っている。
叱るだけでは、人を弱く硬く小さくしてしまう。
そして、失敗しないだけの人間を作ってしまう。
と思っている。
逆に、ほめてほめて、木に登るくらいほめて、
そして行っては行けないところまで行ってしまったときだけ叱る。
それくらいがいいと思っている。

最近、ぼくらは怒りと不満と不安のメールばかりを受け取っている。
しかたがない。
HPの「不具合の問い合わせ」フォームから送られてくるメールだから、
お叱りのメールしかこない。
しかも、その内容はだいたいは、
「ごもっとも、すみません」と納得のいくものばかりだし。
自分たちで言うと微妙なのだけど、
しかし、これはいけない。
お叱りメールがいけないのではない。
それしか届かない仕組みがよくない。
例え99のお叱りをいただいても1のお褒めをいただくと、
人間けっこうやっていけたりする。
ひょっとしたら、
お叱りの100倍のお褒めの言葉が存在しているのかもしれないが、
残念ながら、その言葉が届く仕組みがない。

前者だけが毎日、毎日山のように届くと
心の「体力」がどんどん奪われていく。
理屈でわかってても、納得してても、
(僕らに関係ない)プログラムの問題であっても、
無視やたえる強さが必要なのを自覚してても、
同様に、ほめてくれる人もあるんだろうなぁとは想像してても、
ダメージは少しずつ蓄積されていく。
そして、このダメージが、ムームー全体に及んでいる。
決定的なダメージではないものの、
軽い風邪気味のような状態になっている。
ある意味、今は、ムームーの最大の危機である。
くだらないアイデアを出しにくい気持ちになっているのがいけない。
心を軽くしないと「ヘンテコ」の世界まで飛ぶことはできない。
今のこの気持ちをどう振り切るかが、
今の最大の課題でR。

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