人間風車

2003/07/03(木)
【富士山のおしっこ】

常々、うちのSとは、日本男児と生まれたからは、
一度は富士山に登りたい。
富士山頂でご来光を仰ぎたいと話しているが、
その時でも、ぜったいウンチもおしっこも
すまいと心に決めている。
ウンチはがまんできるとしても
おしっこをしないというわけにはいかないだろうから、
パンパースをつけての登山をする覚悟である。
というのも、
富士山の年間の登山者数は30万人に及ぶらしいが、
にも関わらず、
トイレにまともな屎尿の処理装置がないため、
山肌に屎尿がたれながされ、山頂は非常にくさいらしい。
臭いだけならいいが、その屎尿が地面にしみこみ、
やがて「富士の名水」になると思うと、こりゃ怖い。
成人の一回の排尿における尿量は
100mlから300ml程度であるから、
1年間に富士山に垂れ流される尿量は、
おおよそ300000×200ml=60000リットルとなる。
これは一升瓶33333本分に相当する。
1日一升瓶100本近いわけだ。
一方、富士山域の年間降水量は約20億-22億トンで、
そのうち25%が蒸発し、残り75%の15億tが地下にしみ込む。
年間の屎尿60000リットルはだいたい60tとなるから、
(計算を簡単にするために尿の比重を1として計算)
未来の「富士の名水」中に含まれる尿の量は、
60÷15億=0.00004%となる。
これを多いと見るか、無視できる量と見るか、
科学的判断はできないけど、
なんかすっげーヤダ。
エコ系の登山愛好家は、
そのあたりも考えて、
富士山でウンチやおしっこをしてほしいもんである。

« 技術 | | 現金支給 »