人間風車

2003/07/22(火)
【地平線の夢】

スターチャンネルで「タイタニック」をやっていたので、
つい、見てしまう。
一応映画館でも見たんだけど、
っていうか全然思い入れはないんだけど。
この映画のリアリティーは、
主人公の女の子がふっくらとしている
ところだったのだと思った。
氷が浮かぶ海で凍死しないでいられるには、
たしかに、あのくらいの皮下脂肪は必要だったろう。
 ●
すっかり忘れていた展覧会「地平線の夢」
を最終日、滑り込みで見に行く。
世代的にか?プログレとシュールレアリズムってのは、
文句なしに好きなのだ。
んで思った。
絵を描く人は、その動機というか姿勢というか、
そういうのはいくつかのタイプに別れる気がする。
1.自分のエネルギーを放出する、形にするために描く人。
この人にとっては、モチーフはなんでもいいか、
あるいは自分のエネルギーを最も
放出しやすいアイテムがモチーフとなる。
2.人物や風景を描く人。
この人にとっては、対象に感動することが描く動機となる。
従ってイイ対象に出会わない限り生まれようがない。
3.メッセージや思想を込める人。
この人にとって、大切なのは思想や価値観であるので、
絵はそれを伝わりやすく説明するためのものだ。
4.心象を絵にする人。
情動は本来、それ自体イメージをもっていないはずだけど、
どういうわけかビジュアルとして浮かんでくる人がいる。
情動に関連する映像が
ライブラリーから引っ張り出されるようだ。
(あるいは、情動を他人に説明するための前もっての作業か)
自分はあきらかに4.だと思う。
だから、ライオンの絵を
描いてくださいとか言われるととても困る。
そういうのは描きたくないし、下手だ。
ゲームのキャラクターを考えるときでも、
そのキャラが住む世界で一緒に遊んで、、、なんていう
手続きを踏まないと描けないので大変なのだ。

てなことで見に行った上の展覧会だったけど、
結果はちと期待はずれだった。
なんか、ダリへのリスペクトから
脱出していない絵が多い気がした。
情動が自分の記憶にある既存の
作家のイメージを引き出してしまっては意味がない。

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