人間風車

2003/08/11(月)
【パーツ買い】

「チャーリーズ・エンジェル」のサントラに入っている
P!NKの「フィール・グッド・タイム」
という曲がほしかったので、
このサントラを買った。
が、ピンと来たのはこの曲だけだった。
(なんか、そんな予感がしたんだなぁ)
こういうことがあると、iTunes Music store
がうらやましくて仕 方がない。
曲を1曲単位で買えたら、
上のような「損」はないのに、、、
そういやあ、CDを買っても全曲お気に入りなんてことはまずないし、
最近では曲をシャッフルして聴いているので、
曲順なんてのもあまり感心がない。
曲買いできるんなら、ありがたい限りだ。
が、当面、日本ではこういうサービスははじまらないようだ。
日本の音楽業界は、他人の著作権はけっこう侵害する(マネをする)のに、
自分たちの既得権については、非常にナーバスと言うかケチである。
柔軟性がないというか、発想が貧しい。
アップル社のような第三者が自分たちの飯のたねを売るなんてのは、
到底、許せないらしい。
かといって、自分たちでそういうことをするノウハウもバイタリティーもない。

いち客としてはパーツ売りは大歓迎なんだけど、
作り手の立場になると、気持ちは微妙で、
ぼくの本でさえ、話の順番とかにけっこう気を遣っている。
できれば順番に、全部読んでもらいたいと思っている。
また、それでもってうまくいくように計算もしている。
パーツ買いされるとそういう作り手の意図が伝わらないので、
確かにちょっとイヤというか残念な気持ちになるだろう。
が、そういう気持ちになろうとなるまいと、
時代の流れはそっちに走り出している。
ここは一つ発想を転換して、
客がランダムにパーツ買いをすることでおもしろくなるアルバムとは?
とか考えてみるのがイイ気がする。
こうしたパーツ買いの流れは、
本や映画やゲームにもやってくるんだろうか。
まだこうしたメディアはダウンロード販売が本格化していないから、
すぐにそうなるということはなさそうだ。
でも、いずれはそうなるのかもしれない。
ユーザーは常に、少しでも損をなくしたいと思っているからだ。
ならば、そういうパーツ売りできるゲームってのを
積極的に作ってみるのもおもしろいかもしれない。
トレーディングカード系はすぐに思いつくけど、
それ以外にも何かありそうだ。
(朝6時の頭では、すぐにイイアイデアは出てこないけど)
1つのパッケージとしてのボリュームにならないような、
1アイデアのゲームとかも、
こうした売り方に乗せるといいのかもしれない。
いくらおもしろいアイデアでも、
4000円相当のボリュームにならないアイデアだ
と商品にならない現状というのは、どう考えたってもったいない。

« 新聞 | | 怒っている »