人間風車

2003/08/25(月)
【ターン・アラウンド】

ここのところ、
巨人は割と勝っているけど、あまり喜べない。
勝っているのが、先発陣が完投したときのみだからだ。
リリーフ陣がもう少しちゃんとしないとなぁ、
ってもう遅いけど。
 ●
たぶん初めてのビジネス書を買った。
カルロス・ゴーンの「ターン・アラウンド」だ。
眉毛以外、彼にはさほど興味はないんだけど、
彼が再生第一弾として出すアイテムは
どうしてヒットするのか、
そこんところに興味があった。
彼の才能はビジネスモデルを作り上げることであり、
ヒットアイテムをデザインすることではない。
なのに、彼がリーダーになって
発売する第一弾が必ずヒットする。
これはどういうわけだろうか。
(日産ではマーチやフェアレディーZ)
逆に、いくらコストをカットしたり、
人心を一新できたところで、
短期間のうちに大ヒットを出せなければ、
V字回復は望めない。
1回だけならわかるけど、
確か前の車メーカーでも同じように
第一打席でホームランを打っているはずだ。
不思議だ。
強運なのかもしれないし、
したたかな計算があるのかもしれない。
そこらへんの種明かしを見つけたくて買ったんだけど、
残念ながら、どうもそういう話にはならないみたいだ。

彼の提案は飛び抜けて意表をついた
アイデアであるわけではないけど、
「最短で達成する」ということに
焦点を絞っているあたりがすばらしい。
大切にしなくてはいけないことはたくさんあるけど、
今は(達成までの)「時間」が
最も大切なファクターであるのだ、
そのためのシステムと意識の改革、
そのための技術の開発と人材の確保。
そこらあたりが徹底されているあたりがスゴイ。
さらに、これらの改革が、
協議からではなく強力なリーダーシップからしか
生まれ得なかったことも大切な事実だと思う。
また、日産の問題点と再生の可能性は、
そのままゲーム業界に当てはめられるような気がした。

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