人間風車

2003/08/26(火)
【仏教が好き!】

人間はおおよそ20万種のタンパク質からできているが、
それらタンパク質を構成しているのは、
20種類のアミノ酸である。
20種類のアミノ酸の順列と数のやりくりで
20万通りの組み合わせを編み出しているのだ。
アミノ酸は、
酸素、水素、炭素、窒素から構成された物質であって、
これまた順列組み合わせで、
たくさんの種類が存在している
(おおよそ500種類といわれている)。
その中から何故20種類のアミノ酸だけが選ばれたのだろう。
500種類あるなら、500種類使った方が、
合成できるタンパク質の種類もうんと増えただろうに。
(20種類から20万種のパターンが作れるなら、
500万種類できるのか!という計算法は違うな)
太古の海には、
20種類のアミノ酸しか存在しなかったのだろうか?
不思議だ。
そんなこととは全然関係なく「仏教が好き!」を読む。
中沢新一の言葉数の多さにうんざりしたり、
うさんくさく感じたりしなければ、楽しめる本だ。
仏教のイントロダクションとしてナイスな一冊だ。
これは中沢新一と河合隼雄の対談集なんだけど、
結局、カウンセリングと仏教がその源流(あるいは河口)では
同じところに存在しているってあたりが興味深い。
やっぱ、仏教かな。
少しマジメに勉強してみようと言う気になった。
そうそう、この本にはパーリ語聖典の
セックス問答集『律蔵』からの抜粋がある。
今でいうFAQみたいなもんなんだけど、
あまりな質問についても、
いちいち真摯に答えているお釈迦様は立派だ。
(例:Q=ある時、ペニスの長い修行僧があって、
淋しさに自分を失い、
つい自分のペニスを自分の大便道に入れてしまった。
A=楽しみを覚えたならば、クロ(教壇追放)。
Q=ある時、一人の修行僧が昼寝をしていた。
彼のペニスは風に揺られて勃起していた。
一人の女性がそれを見つけ、勝手にまたがり性交して去った。
A=欲望で勃起したのではないので、シロ。)

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