人間風車

2003/09/17(水)
【DGT】

パソコンやその周辺機器やソフトが充実してきて、
しかも安くなったので、
DTMもDTPもDTVも一人でできる時代になった。
しかもプロじゃなくっても、素人がおこずかいをためて、
というレベルで揃えられる。
っていうのも久しい。
クリエイティブな作業は可能な限り少人数が望ましい。
ホントは1人でぜんぶできるのが一番の理想だ。
と個人的には思う。
だから、上のような環境が整ったことはすばらしいし、
故に生まれた傑作も少なくない。
ただし、環境さえあれば即イイ作品が
作れると錯覚している人がいるが、
これは完全な間違いだ。
今のところ、おつむの代わりをしてくれる装置やソフトはない。
音楽にしても、映像にしても、デザインにしても。
ところが、
もっともパソコンと相性がいいはずのゲームはこれがない。
DTG(desk top game)ってのは存在しない。
(FLASHなどでそれっぽいことが
できることはできるっちゃーできるが)
これは不思議だ、というかもったいない話だ。
プログラムが組めなくても、絵が描けなくても、
ゲームが作れるソフトが出るべきだ。
RPGツクールってのもあるけ
ど、既成のゲーム(RPG)しかできないのは、ちょっと窮屈だ。
アイデアによっては、すごく企画書がしょぼくなるものがある。
こういうアイデアの場合は、サンプルのゲームを作るに限る。
100企画書は1サンプルにしかずだ。
しかし、現状だとサンプルを作るとなったとたん、
プログラマーの手を借りないといけなくなる。
これが不便だ。
そのための費用や仕様や協議が必要になって、うざい。
ゲーム会社は、お金を出し合って、
ゲーム開発ツールを作って、
作家の裾のを増やすとかしないとダメじゃないかなぁ。
でないと、新しい試みは商品開発の中でしかできず、
となると、思いつきレベルでは作り出せなくなる。
また、現在では作業が高度に分業化しているので、
ゲーム自体を企画するとかいう
仕事に携われるチャンスは非常に小さい。
その上、1つのゲームの製作期間も長くなったので、
なおさらチャンスが減る。
だれもが気軽にゲームを作れる。
音楽や映像やデザインや本の分野では
当たり前のことができないのは、
大きな問題だ。
(と、今更、講演調の口調になってどうする)

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