人間風車

2004/08/31(火)
【今この瞬間の小さな暇】

あのマラソンをじゃました男
自称(笑)元(笑)司祭のコーネリウス・ホーランに対して、
ギリシャ政府は早々と有罪判決を出したらしい。
罰は、保護観察処分12ヶ月と40万円の罰金、
3ヶ月の公式スポーツ観戦の禁止らしい。
つまり次の国際マラソン大会はみれるわけだ(笑)。

彼は過去にも同じような事件を起こしてるわけで、
犯罪履歴があるのに、易々入国できたってあたり、
どーなんでしょ、ギリシャの警備。
ほんと、テロがなくってよかったよ。

それはそうと、
よりによってブラジル選手を捕まえるとは。
格闘技ファンなら誰でも知っているけど、
彼らブラジル人の勝敗へのこだわりは半端じゃないです。
きっと、シウバもヒクソンもノゲイラも怒ってます。
とっつかまったら、
ノゲイラにスピニングチョークかけられながら、
ヒクソンの十字で腕を決められた上で、
シウバの膝蹴りをもらうことになるでしょう。

今この瞬間の小さな暇をどーつぶすか?
その瞬間が夜中だったら?
多くの人にとって休日を別にすれば、
平日の「暇」なんて、
細切れで唐突に現れる
エアポケットのようなものである気がする。
それに対応してくれる場所は、コンビニだけかもしれない。
深夜でも空いている遊技場や本屋や映画館もあるけど、
ふらっとでかけられる距離にあるのは、
コンビニくらいのものだ。
場所がコンビニとしたら、
それに対応してくれるコンテンツはなんだろう。
安いこと。
遊ぶに面倒でないこと。
遊ぶに時間をとられないこと。
おもしろさのリスクがないこと。
あまり頭を使わなくてもいいこと。
(むしろリラックスさせてくれること)
そんなところが条件か。
コンビニにある、そんな条件のアイテムとなると、
マンガ、しかも読み切り。
しかも失敗がない過去のヒット作。
てなことになるのだろうか。
実際どのくらい売れているのか知らないけど、
過去のヒット作がまとまった形になった本が
増えているような気がする。
(『北斗の拳』とかつい買っちゃうんだよね)

コンビニからはじかれるアイテム(のカテゴリー)、
それが時代に合っていないアイテムってことかもしれない。

そんなことを思いつつ、
ジュースの歴史とゲームの歴史は同じかもしれないとか思う。
その昔、
ジュースは子供の飲み物なので、
甘くて炭酸が入っていてきれいなだけだった。
子供はそう言うのが好きだ。
子供は健康も栄養も関係ない。
量/値段と甘さだけがすべてだ。
きっと今の子供はそうだろう。
しかし、親としてはやっかいな存在だった。
過剰な甘さは虫歯や肥満の原因になり、
炭酸は食欲をなくし、
人工甘味料や合成着色料は健康を害す。
親が強く買い控えたいと思うようになると、
稼ぎのない子供はどうしようもない。
消費が鈍る。
子供相手に特化した飲み物なので、
大人達へ消費が広がりようもない。
その後どうなったかといえば、
ポカリスエットなどのスポーツドリンクが生まれ、
それまで健康の敵だったジュースが、
健康飲料にイメチェン。
天然果汁は当たり前、
アミノ酸やミネラル、カテキン、カルシウム入りと、
まるでクスリのような有様だ。
そういう飲み物を子供がどー思っているか知らないが、
親も安心して子供に与えられるようになったし、
大人もユーザーになった。

で、ゲーム。
今でもゲームは昔のジュースのポジションにあるような気がする。
子供が楽しめることが前提であり、
健康の敵で、親の心配の種のままだ。
さらにジュースに比べて、
高い、自販機みたいに手軽に手に入らない点が減点される。

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