人間風車

2005/02/24(木)
【逆提案】

ipod shuffleが出るまで、携帯音楽再生端末は、
・大きな液晶(たくさんの情報が見られる)でなくてはならない
・多機能でなくてはならない
・プレイヤーの(曲の選択などの)自由度が高くなくてはならない
と言われてきたそうだ。
が、ipod shuffleは、
・液晶がない
・再生しかない
・順に再生するかシャッフルするかしか選択できない
で、どっちが売れたかを見れば、
プロと呼ばれている人の「かくあるべき」論が
いかにあてにならないものかよくわかる。
過去の成功例あるいは自分の主観、どっかの受け売り、
その程度の情報で「かくあるべき」といっているだけで、
まっとうにマーケッティングしていないって場合が、
意外と多いんじゃないだろうか。

単純に、小機能ならいいってわけじゃないけど、
プレイヤーがホントにのぞんでいるのは何かを真剣に考えれば、
意外と機能は絞り込めるのかもしれない。
ipod shuffleの場合は、
・安価で軽量
・スタイリッシュ
・操作が簡単
・結局、外では曲はシャッフルして聞く
が「must」であることをつきとめたってところか。
そして、
「選択機能がない」ことを「シャッフルができる」と
逆提案できてしまうあたりがスゴイ。

以上は音楽業界だけの話ではなく、
ゲーム業界も同じような気がする。
そういう観点で1年以内でゲームが作れるか、
どういう企画にするべきか考えると、
正しいコンパクトさが実現できるのかもしれない。
が、しかし、
マーケッティングから企画を算出するのではなく、
創造性から生まれた企画をマーケッティングにかける
という流れじゃないと、本末が転倒してしまうので、
気を付けないといけない。
そして「小さい」ことに対して言い訳するのではなく、
積極的に「絞り込んだ」と言えるようにしないとダメだ。
と自分のためにメモメモ。

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