人間風車

2005/03/04(金)
【みんな幸せならいいけど】

風邪で寝込んであっという間に週末。
てなことで風邪が完治してない上に、
この週末は缶詰で、しかも雪!なので、
さてさてこの先どーなることやら。

あるプロデューサーの話では、
広報「この作品の売りはなんですか?」
P 「独自の○○○システムですね」
広報「独自、、、ですか」
広報「じゃあ、逆にどれかに似ている点というのは、、、」
P 「×××は▲▲▲のそれと似ているかなぁ」
広報「わかりました!じゃあその×××を売りにしていきましょう!」
冗談のようなホントの話らしいです。

まあ、ぼくらなんかには寂しい話というか切実な話なんだけど、
考えようによっちゃー、みんなそれで幸せなんだから
それはそれでいいのかともふと思った。
まず作る側。
シリーズ作やヒット作のいいシステムをまねたりすることで、
作業コストは小さくなるし、はずれるリスクも小さくなる。
小売店も営業も、
シリーズや亜流ならある程度数が見込めるのでうれしい。
買う側も、
シリーズや亜流ならくそゲーをつかむ危険が少なくなる。
みんな幸せなわけです。

実際に、新しい携帯ゲーム機では、
新機軸のゲームの方が苦戦しているらしい。

ただ、幸せな「みんな」ってのが、
今ゲームを買っている人のその周辺だけで、
その外にいる人にしてみれば、
だいこんとキャベツしか売っていないスーパーみたいなもので、
ちっとも魅力のないマーケットに見えるはずです。
離れる人はいても入ってくる人は少ない。
ビジネスの基本といわれる「顧客の創出」ってあたりは、
いいんでしょうかねーと、思うのですが。

ホリエモンが、(ある意味最もITと相性がいい)ゲーム会社を
いっこうに買収しようとしないってあたりに危機感を覚えるべきだ。
プロレス業界もね。

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