人間風車

2005/05/13(金)
【心の摩擦係数】

家に帰ってみると、
ふたが開けっ放しの『アジアンヌードル』が置いてある。
「あ、そうか、今日出かける前に
食べようと思ってやめたんだった。」
と思い出す。 
会社でもよく注意されるが、
どうも、こういう状態で「止まっている」事が多いようだ。
何かしようと思っても急にそれをやめることは誰にでもある。
「やっぱ、やめよう」という気持ちは、
走行中の急ブレーキみたいなものだから
ブレーキをかけたとしてもすぐには止まらない。
慣性が働いてある程度ずりずり進んでしまう。
この場合、おそらくビニール袋をやぶった当たりで
「やっぱ、やめよう」と急ブレーキをかけたが、
そのまま行動が遷移してふたを開けたところで止まったと考えられる。
ネット通販で1クリック前に急ブレーキをかけたが間に合わず、
封を開けないで放置されている状態で止まっているのも、
同様の現象と考えられる。
おそらく俺の場合は心の摩擦係数が、人より少しだけ小さいため、
止まりにくいんだろう。
早めのブレーキに心がけよう。

薄毛は子孫に迷惑by資生堂

お前は不細工だ、気持ち悪い、気に入らない、かっこわるい
とか言われたら「はいはい、すみませんでした」
と気にせずにいれるけど、
(そりゃ、実際面前で言われたら落ち込むけど)
お前は子孫に迷惑だ
という言われ方はさすがにイヤな感じがする。

不規則な生活をしているから迷惑だ。
大きな音を出すから迷惑だ。
仕事もしなくて遊んでばかりで迷惑だ。
と生活態度や価値観に対しての意見なら、
まだちょっとはアリかとも思うけど、
あなたの遺伝子が(社会の)迷惑だと言うわけだから、
これはひどい。
背が低いから社会の迷惑だ。
色が黒いから社会の迷惑だ。
体に不自由があるから社会の迷惑だ。
色盲だから社会の迷惑だ。
と言っているのと同じだ。

さらに、
これが薬を売るための広告記事であることを考えると、
あなたの先祖が苦しんでいるから壺を買え。
という商売と同じ手法と同じになってしまう。
(ま、ホントに100%改善されるなら買うけどねw)

薬や化粧品を売る会社である資生堂自体が、
こうした優生学的偏見を持っていたとは思えない。
会社の広報が、こうした広告を許すとも思えない。
おそらく、HPの製作を外に頼んでいて、
きちんとチェックしていなかったんだろう。

しかし、それでも資生堂に責任はある。
今後は資生堂の製品を買うのはよそう!
と思ったが、
よく考えたら資生堂の製品って全然買ったことがなかった。

« それを聞く者がいなかったとして | | 水は汲むから湧くんです »