人間風車

2006/01/10(火)
【「思う」「書く」「話す」】

「思う」と「書く」と「話す」は似ているようだけど、
ずいぶんと違うようだ。
「思う」だけでもずいぶんと深く丁寧に
アイデアを育てられそうだけど、
いざ(企画書に)「書く」とダメ、
いざ(プレゼンで)「話す」とダメ、
ということは多い。
「思う」段階で十分にまとまっているように見えても、
他人に理解してもらう、共感してもらうという段階で、
いろいろな矛盾や不備や魅力のなさが露呈してくるものだ。

どんないいアイデアや考えも、
紙(じゃなくてもいいだろうけど)に書き出す、
誰にかにしゃべってみるということは、
大切な作業なんだろう。
特に誰かにしゃべるというのは、
誰かから意見やアイデアをもらうためのものではなく、
自分のアイデアにしっかりとしたシルエットを与えるために、
とても重要な作業だ。

ということで、
隣の人に、
「これ、どう思う?」
とよく聞くんだけど、
「どーせ、私の意見なんて聞かない(取り入れない)くせに」
とつれない返事をする隣人であったりするが、
すんません、
確かにおっしゃる通りで、
聞いてる形をとってるんですが、
自分の考えをまとめたかっただけです。

宮崎駿が『もののけ姫』のメイキングの中で、
助監督の人に同じようなことを言われていたのを
見つけたときはとてもうれしかった。

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