人間風車

2006/01/13(金)
【老人先生】

最近、先生らしからぬ先生が多いという話だ。
同情の余地もありありだけど、
(そりゃ家庭教育の問題でしょってことも、
ぜえんぶ学校のせいにする親たちはどーなの)
先生になる人の資質にもやはり問題はあるんじゃないだろうか。
個人の資質っていうか、資格制度か。
ずいぶん前にも書いた気がするけど、
生徒のほとんどは、将来一般の会社の勤め人となる人だ。
一方、先生っていうのは
実社会でのお勤めの経験のない人がほとんどだ。
いくら学校が学問を教える場といえども、
その違いはどーなのかなと思う。
(もちろん、どちらがいい、悪いっていう問題ではない)
さらにいえば、
自分を振り返ってみても、
20歳そこそこで人にモノを教えられたかというと
全くあり得なかったと思う
(もっとも今でもまともに教えられる気がしないが)。
人を教えるには、
知識だけでなく社会経験がとても重要な気がする。
と思うと、
ますます今の教師(採用の制度)には問題がある気がする。

そう思うと、これからの老齢化社会、
会社をリタイアした人が、
教師をやるってのもアリなんじゃないだろうか。
人生の酸いも甘いも知り尽くした人たちの教えってのは、
味わい深い気がする。
(もちろん、学科を教えるに足る学識があることが前提だが)

20代、30代の頃は、
年寄りの言うことなんて、
辛気くさく、時代遅れで、保守的で、
てんで聞く気になれなかったけど、
40を超えると、
老人たちのすごさってのがだいぶわかってくる。
「あんたたち、ここまで生き延びてきただけでスゲーよ」
と心の底から思えてくるようになるんだから、
人っていうか年齢っていうのは不思議なもんだ。

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