人間風車

2006/02/15(水)
【プロレスとゲーム】

ガラクテイル』がマスターアップ。
とっても小さな会社なので、
いつも、総動員で最後の作業をする。
ということで、
昨日、おとといは代休をいただきました。
発売は3月16日(予定)らしいです。
『ガラクテイル』はボクの関わりが薄い分、
ちゃんとしたゲームになっているので、
どうかご安心を(笑)

そういえば、ちょうど去年の春、
子供向けのソフトの企画を考えてくれと言われたとき、
最初に思ったのは、
ちゃんとした昔話をプレスクールの子供たちに
伝えたいということだったのを思い出した。
僕らが最初に接する昔話は、
文化庁のフィルターを通して削られたり修正されたりした
行儀のいい話ばかりなので、ちっともおもしろくない。
これをもって、昔話なんておもしろくない。
と思われているだろう(自分もそうだったから)ことが、
もったいなくてしようがないのだ。
それより数年前、
出版の世界で「ホントは怖い」シリーズとかいう
原典に近い昔話の本が売れたりしたので、
ほら、マーケットの結果も出てるでしょと
提案した記憶がある。
しかし結局
「子供は昔話なんて興味がない」
「ゲームとそぐわない」
という根拠のないネガティブな印象
(だって、誰も試してないんだもの)と
メンバーからも「その題材だと作りにくい」
と評判がさんざんだったので、
昔話を紹介するということを「軸」にすることはできなかった。

でも、その気持ちは今でも心の隅に残っている。
昔話が辛気くさいのなら、
「百物語」や「今昔物語」なんてのもおもしろい。
近代以前のあっけなく不可思議で容赦のない物語は、
今読むととても新鮮だし、過剰な演出がない分、
不気味さや神秘さが際だっている。
これらにタッチしない人生はもったいない気がする。
ということで、すきあらば提案しようと思っている。

たとえば、PSPなら1.8GBも容量があるわけだ。
ランダムアクセスが苦手なハードでも、
映像系のソフトならかなりリッチなものが作れるはずだ。
1駅1物語っていうくらいの尺だしちょうどいいのではないか。

どっちのハードとは明言できないが、
とても開発負荷の小さいハードがあるから、
試作を作ってしまってから持ち込むなんてのもありかもしれない。
そうしてみようかな(笑)

などなど。
終わった瞬間くらい休めよと思うけど、
悲しいかな貧乏性な性格なのでした。

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