人間風車

2006/02/20(月)
【新しいユーザー#3】

そうだ、とっても大事なことを書き忘れた。
ちゃんと書いておかないと誤解を招きそうだ。
とくにうちはどっかから、
「ゲームユーザーの幅を広めるために」
というタスクを与えられていたわけではない。
PS1の立ち上げから、ずっと、
「もうゲームをやらなくなってしまった(自分のような)人、
まだゲームをやっていない人、
そういう人向けのゲームを作ることが自分の役割であり、
自分がやりたいこと。
ってことを「自主的に」自分たちの役目と思っていたわけです。
今のような市場のムードの中で、どうやったら伝えられるか、
それ以前に、どうやったら作り続けていけるか
(作るチャンスをもらうか)
そんなことを、
気がついたら10年もうんうん考えていたところに、
ふっと、『脳ドリル』みたいなものがでて、
あっさりと「対岸」が市民権を得たのを目のあたりして、
「自主的に」反省したり、分析したり、言い訳したり、
まーそんなことを書いたという次第です。
ってあたりは、
ちゃんとはっきり書いておかないとダメでしたね。
失礼しました。

ついでに。
もし『脳ドリル』が、
従来のコントロールタイプのゲーム機で、
普通のゲームと同じ値段で、
同系統のソフトが追随しない。
そんな状態だったら、今のような売れ方をしたのだろうか。
ってあたりは、
自分たちの力不足云々の問題とは、
別の次元の問題としてもあるんじゃないのかな。
と言いたかっただけなわけで(言ってたつもりだけど)、
全てを他人のせいにしているってつもりはみじんもないわけです。
そこらへんあたりもよろしく。

要は、
「自主的な」課題をずっとクリアできないでいるのは、
自分の力不足が一番の原因であることは間違いがない。
しかし、ひょっとしたらその課題は、
思っているよりも、
うんとでっかくやっかいな問題であり、
ひょっとしたら、
いちソフトだけではクリアできないのかもしれないという
不安も浮かんできた。ということだ。
そんなこと、
ちゃんとしたものを作ってから言えと言われてしまいそうだが。
(完)

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