人間風車

2006/04/11(火)
【ゲームで学ぶ】

一時期、マンガで学ぶ歴史とか科学とか経済とか株とか、
そういうマンガ感覚のお勉強コンテンツが流行ったっけ。
そのゲーム版みたいなのが、ここのところ出てきてるらしい。
ゲームをプレイする中で、
ガンの仕組みを学ぶとか、エコロジーについて学ぶとか。
そうした遊びがテレビゲームの主流になるとは思えないが、
ゲームの「幅」が広がることは大いにウエルカムだろう。

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は、無資格の不特定多数の「素人」が集まって作ったというか
今なお(その作り方を含めて)現在進行形の百科事典だ。
ぼくもちょくちょくお世話になっている。
むつかしい科学用語だと、その精度については査定できないけど、
今までの感じだとかなり精度の高い情報が集まっている感じがする。
みんな無報酬でありながら、
これだけの知的財産が構築されるんだから、
インターネットというのはすごい。
また、編集者が無資格でありながら、
あるいは管理に莫大なエネルギーをかけているわけでもないのに、
情報が「汚れない」のもすごい。
(よく実情を知らないだけかもしれないけど)

同じような一般人による「集合知」みたなものに、
いわゆる商品に対してなどの「レビュー」があるが、
こちらはどうなんだろう。
たしかに初期の頃は、情報が汚れていない感じがした。
情報の量は少なくても質的には高かった気がする。
今はどうなんだろう。
個人的にはずいぶん「汚れた」と感じている。
対象への感想はべつに賛辞だけである必要はなく、
むしろ痛烈な批評の方がありがたかったりする。
しかし、
批評と批判は少し違うと思うし、中傷とは全く別のものだ。
そこらへんの区別がなくなっているような気がする。
レビューとは実際に手にとって、
読んだり見たり遊んだりしたあとの感想を意味する。
そうでなく、
単なる作り手への攻撃のためのコメントは、
誰のためにもならないはずだ(書いた本人に対しても)。
そうした「汚れ」がレビューには加わりやすいところが
なんとも残念だ。
『ウィキペディア』のような質の高さを維持してほしいものだ。

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