人間風車

2006/05/23(火)
【特殊な市場】

今日、ゲーム関係者の人と食事をしてて出た話。
「ひょっとすると、
日本が特殊な市場なんじゃないでしょうかね」
E3(ロスで開かれる世界規模のゲーム見本市)に行くと、
どーも感覚が狂う。
ゲーム市場が斜陽だなんて信じられないくらい活気がある一方、
似たり寄ったりのアクションゲームばかりであるからだ。
バンバン敵を撃つ3Dシューティングゲームばかり
といっても過言ではない。
そうしたアメリカの市場は、
ちょっと前まで特殊というか
不思議な市場って言われていた気がするけど、
こーあちらさんのゲーム市場が元気だと、
むしろ、メインとなるゲームは3Dシューティングゲームで、
日本で受けている、
それ以外のオリジナリティーのあるゲーム
(アメリカ流にいれば『カジュアル・ゲーム』)
は、マイナーなゲームである。
つまり、日本こそが特殊な市場じゃないかって思えてくる。
経済的にはハッキリその通りといえるんじゃないか
っていう話だ。

アメリカのゲームはどれも似たり寄ったりのゲームだけど、
それ故に、作り込みはスゴイ。
ゲーム性云々より
見た目の派手さとかリアルさが優先されているあたりは、
ハリウッド映画と似ているようだ。
実際、ゲーム制作体制もその通りで、
大人数で一気に作り込む制作システムというのは、
日本の問屋制家内工業的システムとは一線を画す。

そうしたアメリカの市場なりソフトを
ワンパターンとけなしたりするのは簡単だけど、
なんの説明もナシにすぐに遊べるというあたりは、
見習う必要がありそうだし、
今後、そーいう簡単さはますます求められそうだ。
変わった演出やゲームでサインであるとか
手の込んだ操作方法になっているとかで
いちいちマニュアルを読まないと遊び方がわからない、
ゲームの最初に必ずチュートリアルが入らないといけない、
というゲームの作り方になってしまうというのは、
要注意だ。

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