人間風車

2006/06/01(木)
【生息密度】

インドのハヌマンラングールの番組をやっていた。
ハヌマンラングールは子殺しでも有名なサルだけど、
平和主義者のサルとしても有名だ。
で、その平和はどうやら
生息密度と関係あるようだという番組だった。
自然界では、
1匹あたりに十分な広さの縄張りがあるが故に
平和主義者でいられるというわかりやすい話だった。
逆に寺では、
人間がエサをくれるためにたくさん集まってきて、
生息密度が非情にたかくなる。
そうなると互いの緊張感を増して、争いごとが増えるのだそうだ。
不思議なのは、
人間がたくさんエサをくれるので、
エサがたらなくなって争うのではないという点だ。
エサは余っているのに、なお争うのが不思議だ。
そういえば、群衆バッタっていう凶暴なバッタも
エサがなくならなくても、
普通のバッタ状態で
あたかも仲間と擦れ合っているように
歯ブラシなどでこすり続けると
群衆バッタに変身するという話を聞いたことがある。

平和とは生息密度と無縁ではいられないのかもしれない。
となると、
東京の病んだ事件の原因なんてのも
そういうもので、
根の深い、やっかいな問題なのかもしれない。

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