人間風車

2006/09/25(月)
【失敗談】

TGSの話。
会う人、会う人に「なんかおもしろいのあった?」と聞かれた。
みんな同じ感じなんだなーと思った。
次世代ハードの映像はたしかにスゴイ。
きれいだし、処理能力もありそうだ。
でも、
こ、これはなんだ!
っていう感じの絵には会えなかった。
(このご時世、
そんなサプライズを期待しているオレが
間違っているのかもしれないけど)

モーターショーなんかではコンセプトカーというのが出展される。
そのまま販売されるわけではない車だけど、
そのメーカーがどっちの方を見ているのかよくわかるし、
市販の圧力がかかっていない分、デザインが自由で見ているだけで楽しい。
それ自体は商売にならないだろうけど、
車の世界がなんだか元気があるように見えると言う意味では、
間接的というか先行投資的効果はありそうだ。

TGSもそういうコンセプトゲームを出してくれればなーと思った。

TGSでは専門学校の生徒さんのゲームも出品されていた。
実はココを期待していたんだけど、
「よくできた」ゲームは多かったけど、
同時に「よく見かける」ゲームが多かった気がする。
そんなことをMIXIに書いたら、
最近では学校では即戦力になるゲーム作りを教えている。
そして学生もそれを期待しているので、
(つまり両者、就職できることを第一義にしているわけだ)
独創的に考えようみたいな講義は人気がないんだと
そういうところで講師をしている、
知り合いのゲーム作家が嘆いていた。
そういうもんなんだなー。
そんなところでリスクはおいたくないんだろーなー。
わかる気もする。
でも、
即戦力=即パーツにならないようにがんばってくださいね。
と思いつつ、
そうかこんなとき、
「失敗し続けてても、ほら、こうしてまだやっていけてるよ」
(だから、「安全策」なんてやめて振り切っちゃおうよ)
という失敗談を若い人に伝えてあげることも
俺たちの義務かなーなんて話をしていた。

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