人間風車

2007/03/09(金)
【雑誌と単行本】

あなたが、新人マンガ家から
作品の持ち込みをされた編集者だったらどうするだろう。
いきなり彼の単行本を出版しますか?
たぶん、
雑誌で短期の連載をさせてみて、
その反応をもって適宜修正して、
連載を続けるかどうか判断をする。
連載できればそれを続けて、
連載中の人気をみて、
作品がたまったらそれを単行本化する。
あたりが常識的な考え方だろう。

いきなり単行本というリスクをさけ、
連載を以て、
マーケッティングとプロモーションをかねる。
すでに雑誌で読まれたマンガを単行本にしても売れない。
なんてことがないのは、
証明する必要もないだろう。
むしろ、雑誌で読んでいたからこそ、単行本を買うのだろう。
(袋に入った読んだことのない単行本はなかなか買えない)

さて、
あなたが、
新人ゲームデザイナーから作品の持ち込みをされた
プロデューサーだったらどうするだろう。
現状では、
いきなり、商品化するか、却下するか
どちらかに決めないといけないだろう。
マンガで言えば、
単行本にするか没にするかどうかを
ラフ段階で決めることになる。
そう考えると、
いかにゲーム企画立ち上げの仕組みが
いかに雑でリスキーなものであるかがわかる。
商品となりえない企画を立ち上げてしまうことも、
潜在的な力のある企画を退けてしまうのも、
どちらも痛い。

雑誌で連載、その反応を見て単行本化。
そういう仕組みをゲームの世界も取り入れられないか。
仕組み的にはもーそんなに遠い話ではない。
もう、制作社の意識の問題の段階だとさえ言える。
なんて話を今日したりした。

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