人間風車

2007/07/02(月)
【旭山動物園】

旭山動物園に行ってきました。
とくに珍しい動物がいる訳じゃないのに、
楽しかったです。
つまり、
私たちは珍獣奇獣が見たいという
見せ物的楽しさを動物園に求めている
わけじゃないってことっすね。
ここら辺をまだ多くの動物園が勘違いをしている。
逆に、
いち早くそうじゃないと気がついた
旭山動物園ってスゴイってことですね。
じゃー、
何が楽しかったかというと、
動物たちが自然な姿を見せてくれる。
その姿をいろんなアングルで見ることが出来る。
この2点ですね。
動物たちが自然界にいたときに見せる
「普通」の行動ができるように
すみかの形をつくっているわけです。
例えば、
オランウータンは高い木の間を行き来しますが、
そういう行動が取れるように
高いポールが2本立てられていて、
その間にロープが張られている。
オランウータンが高い所に貼られたロープを行き来する
その「普通」の姿に客はやられてしまうわけです。
動物が生き生きと楽しそうにしている姿を見る。
このとき、
観客と動物たちは、
見る者、見られる者という立場でなく、
今、同じ空間と時間を共有してる友として、
同じ立場というか目線で存在しているわけです。
そういう関係が楽しいわけです。
不自然というか窮屈な檻に入れられた動物たちを
見下ろす視線で見ることは、
楽しいことじゃないことに気がついちゃった。
そんな気がしますね。

« 食の安全 | | タッチするだけ »