人間風車

2007/07/11(水)
【DSソフトの暴走】

ちょっと前、
今のDSソフトの学習系というかツール系の氾濫はどうよ、
みたいなことを書いた。
市場がさめる云々より、
本格的なゲームを作る土壌や技術が
なくなるのでは、という危惧からだ。
土壌や技術とは、
単に、プログラムやグラフィックなどの
具体的な製作現場での技術だけを
言っているのではない。
手間も時間もお金もかかる、
おもしろくなるかもわからない、
そして売れるかどうかもわからない、
そういう「遊び」の開発の
当たり前のリスクを乗り越えて、
新しい遊び、オーソドックスな遊びを
作っていこうという
気概というか方針というか
根性というか使命感というか
遊び心というか夢というか
つまり、
ボスサイドの開発方針、決定の「技術」
というものも含まれる。
そういう自分たちの中の不安や恐れみたいなものを
残り超える技術がなくなるのを危惧してたわけです。
(ツール系のほうがうんとそのあたりの
リスクが小さいから)

でも、最近ちと考えが変わった。
最近の脱ゲームソフトは、
単に頭が良くなるだけでなく、
マナーや金銭出納帳や美顔系のソフトのように、
日常生活のあらゆることのサポートをしだした。
おそらく、これからは、
ダイエットや体重記録、
お受験やテスト勉強用学習ソフト、
冠婚葬祭の手続き、おしゃれ指南、
格闘技通信講座、天体の謎や物理シミュレーター、
私のマイホームプラン、日曜大工の薦め、
大京町の歩き方
などなど、
いろんなソフトがでてくるムードだ。
こうなるとこれはこれでおもしろい(笑)
もっと暴走してくれるとうれしい。
DSでやる意味は?
DSでできること超えてる?
そんなソフトまでで出すと、
それはそれでアートとしておもしろいし、
市場もにぎわっていいと思う。

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