人間風車

2007/07/18(水)
【自分で捕まえられるモノ】

自然食を摂ろう、粗食にしようという
教えではとてもわかりやすい「目安」が
使われることが多い。
例えば、
「ひらがなで書かれている食べ物をとろう」
(漢字もふくむ)
というもの。
そばやうどんはいいけど、
ラーメンやスパゲッティーはダメ。
ごはんはいいけどパンはダメ。
という具合だ。
カタカナ食品は欧米の食品が多い、
(ゆえにカタカナ表記)
つまり、
欧米の食品は砂糖、脂質が多いという理屈だ。
日本式粗食をめざすなら、
たしかにこの「ふるい」はわかりやすい。
他には、
「肉、野菜、穀物の摂るべき割合は、
歯の構成通りが正しい」
というのもある。
草食動物の歯は、
草をちぎる前歯と草をする奥歯で構成されている。
犬歯はない。
肉食動物の歯は、
獲物を突き刺し、引きちぎる歯で構成されている。
よって擂り粉ぎのような奥歯はない。
人間の歯は、
草を刈る前歯、肉を引き裂く犬歯、穀物をする奥歯がある。
人間は、野菜も肉も穀物もたべる雑食性だからだ。
各々の歯の本数の割合が、
そのまま、人間が食べるべき、
野菜、肉、穀物の分量に比例するという考え方だ。
これもなんだか妙に説得力がある。
正確な割合はわすれちゃったけど、
たしか、
野菜:肉:穀物=3:2:5くらいだったかと思う。

そんな「目安」の中でおもしろかったのが、
「自分で採れるモノをたべろ」という目安だ。
例えば、魚なら、
貝~鰯~鯖~鰹くらいまでならなんとかなりそうだが、
マグロ、鮫、鯨(魚じゃないけど)
あたりまで来るとむつかしそうだ。
動物なら、
鶏くらいならなんとかなりそうだが、
牛なんて絶対にムリだ。
年齢によっても変わってくる。
赤ちゃんや年寄りは、
魚でもせいぜい、
貝やじゃこくらいしかムリだろう。
だったらそれを食べるのが「正しい」というわけだ。
その人が採れるモノのカロリーと
その人(年齢)が必要とするカロリーの関係が
妙にあっている感じがしたりするのがおもしろい。

こうした目安を「科学の目」で見てみると、
怪しいとか根拠がないなんて話になる。
実際、あやしい「目安」も少なくない。
でも、なんでしょうね、
この妙な納得してしまう感じは(笑)

« アメリカ式リアリズム | | タダとの戦い »