人間風車

2007/07/23(月)
【タダとの戦い】

PCのゲームや携帯電話のゲームを作るのは、
「タダとの戦い」だそうだ。
たしかに、今では
簡単なゲームならPCでも携帯でもタダのものが
ゴロゴロ転がっている。
しかも、かなり出来が良かったりする。

そうした場で、
売り物のゲームを作るとなると、
タダものではできないモノを作るしかない。
より高度な技術。
よりリッチなグラフィックやサウンド。
よりリッチなシナリオやゲームデザイン。
そしてよりリッチなボリューム。

これはタダと「闘う」には仕方がない対策だろう。
問題なのは、
そうして付加した分の作業費だ。
タダとの戦いは価格の戦いだ。
いくらリッチにしたといっても、
タダとかけ離れた値段設定はしにくい。
内容同様値段も、
「ちょっと内容にガマンすれば、お金を出すよりマシ」
と思われてしまったら負けだからだ。
そのボーダーライン上に値段設定をしないといけないので、
どうしても低めに設定せざるを得ない。
ということで、
プラスアルファされる作業費と
価格とのバランスが問題になる。
往々にして、
金を出すなら価格以上の価値を求めるのが
市場心理ってーもんだろうからだ。
つまり、
プラスアルファされる作業費分を価格で補えない、
費用対効果が小さい、悪い、
そういう話になりかねない。

外から見てるとなんだかとっても
悪い循環に陥っている気がするのだけど、
じゃー、どうすればいい?
と言われると、全くイイアイデアはないですねー。
一つあるとすれば
「タダでも商売になる」
そこらへんにヒントがあるような気がするんですけど。

« 自分で捕まえられるモノ | | 数字に一喜一憂 »