人間風車

2007/09/03(月)
【原色の気持ち】

非科学的な言い方だけど、
年を重ねるに従って、
気持ちの種類って増えていっているような気がする。
若い頃は、
楽しい、悲しい、腹が立つ、寂しい、辛い
などなど
わかりやすい、大きなくくりの気持ち、
言ってみれば「原色の気持ち」しか
持ち合わせていなかったような気がする。
それ以上、
細かな気持ちがなかったというよりは、
どの気持ちになっても、
無理矢理にでもどれかの気持ちかに
定義してしまおうとして、
そう表現していたきた気がする。

歳を取ると、気持ちの種類が増える。
というか、とうてい、
8色16色といった「色数」で
自分の気持ちを表すのはムリだとわかってくる。
たいがいの場合は、
いろいろな「色」が混ざり合った気持ちであり、
むしろ若い頃に感じていたような
「原色」の気持ちになることは珍しいとさえ
感じるようになる。
楽しいと気持ちいい、
辛いと切ない、
悲しいと寂しい、
といった似通った「色」が混ざり合うこともあれば、
楽しいと不安、
うれしいと切ない、
悲しいと怒り、
気持ちいいと寂しい、
といった相反するような「色」が混じり合うことも
しばしば起こる。
そして、
それを「何色」と表現して良いのか、
辞書にもなかったりする。
複雑ですねー、ぼんやりしてますねー、
自分でもよくわからないんですよー、
つい、そんな表現になってしまう。

そしてまさに今、
あたしはその複雑な混色のような気持ち。

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