人間風車

2008/05/20(火)
【未来の肉】

姪っ子(高校生)は農業科なので家畜に詳しい。
この間、
「経済寿命」という言葉を教えてもらった。
動物の生物的寿命と違い、
とちく
(この言葉がどうして差別語なのか(変換させないのか)!>ATOK)
されるまでの生存期間のことである。
たとえば、
ニワトリの経済寿命は40日。
ウシだと2、3年。
(乳牛だと5年くらい)
ちなみに、
ニワトリの生物的寿命は6、7年、
ウシの生物的寿命は20年程度と言われている。

ニワトリは世界中で、年間200億羽が昇天している。
飼育~とちくまで非常に「工業化」が進んだ家畜なので
こんなに大量な「処理」が可能なわけだ。
40日で「出荷」されるため、
1日100g体重が増えるような
飼育(エサと環境)がなされる。
このため、
20%以上がちゃんと歩けないニワトリになり、
全く動けない!ニワトリも5%ほどいるらしい。

歩けない、立てないニワトリのもも肉を食べる私たち、、、

野生の動物と違い家畜なのだから、
未来永劫、安定的に供給されるかというと
これはかなり怪しい。
天候不順や地下水の不足などで
エサとなる穀物はの栽培はかなりやばくなっている。
(トウモロコシ類は、水を大量に必要とする作物)
その上、今やガソリンに変わる燃料と狙われている。
生産量が増やせない上に確実に必要なので、
(=確実に値上がりする)
投機マネーの対象となりやすいので
価格も需要実体と関係なく値上がりする。

将来我々は肉を食べられなくなるのか。
今の家畜に変わる「未来の肉」はあるのか。
それは虫か人工肉か。
虫はそのままじゃー辛すぎるので、
粉にして利用されるだろう。
人工肉は大豆由来はダメ。
穀物を使う余裕はない。
おそらくは、
最近流行の万能細胞か筋肉細胞を培養して、
電気的刺激と化学成分を与えながら
人工の筋肉を「作る」ことになるだろう。
これだと穀物は必要ない。
電気と培養液さえあればいい(よく知らないけど)。
骨とか筋、脂といった不要な部位もでない。
飼育の際の抗生物質に汚染されることもない。

バラ肉とかロース、フィレとかいった部位名も
元となる筋肉細胞という程度の意味合いになるだろう。

そういう時代がいつ来るのかわからないけど、
もう少し待っていただければ、
もー、肉いいかもと言えるお年頃になるので
助かります。
もっとも、
その前に魚が食べられなくなりそうだけど、、、

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