人間風車

2008/05/28(水)
【TVゲーム、ボードゲーム】

この間、久しぶりに
ボードゲーム『ミッドナイトパーティー』をやった。
クレジットを見たら、発売は1988年。
今から20年も前だ。
そっかー、このゲームは出たと同時に買った記憶があるので、
ボードゲームをやり出してから、もう20年以上たつのかー。
この20年の間、
ドイツを中心に
ずっとおもしろいボードゲームが出続けているし、
昔ほどじゃないけど、
定期的にゲーム大会を開いたりしている。
ボードゲームは今でもとても好きだ。
なのに、
世間への浸透度はこの20年全く変わっていない気がする。
今でもほとんどの人(日本人)の知っている
ボードゲームといったら、
人生ゲーム、UNO、よくてモノポリー
くらいのものだろう。
TVゲームで知っているのは
『FF』『ドラクエ』くらいかなー
と言っている位の話だ。

こんなにおもしろい遊びなのになぜなんだろう。
という思いや原因は、
きっと麻雀なんかと同じなんだろう。
友達が一カ所に集まる。
あるいは家族で遊ぶ。
こうしたチャンスが昔に比べて少ないのかもしれない。

やれること、やりたいことが昔に比べてうんと増えた今日、
1つのことに費やせる時間も減った上に、
友達と時間を同期させることも、
かなりむつかしくなった。
自分なんか、映画館やテレビの放映時間と
時間を同期させることすらむつかしいなーと感じるくらい。

他にゲーム毎にルールが違う、
ゲーム自体が高価(5000円以上するモノがざら)
だいたい、ボードゲームに接する機会がない
(どこで売っているかすら知らない)
そんなことも原因しているんだろう。
でも、
これは卵が先か、ニワトリが先かという問題であり、
かつ、この問題たちが仮に解決したとしても、
上の時間の動機の問題は解決しない。

そんなわけで20年も遊んでいる。
そしてこの10年は、
これはきっとTVゲームのネタになるはず。
ただし、そのまま電子化では意味がない。
と虎視眈々と狙っているのだけど、
今以て、これは使える!こう使える!
というアイデアに達していない。

ルールは移植できたとしても、
サイコロやコマ、カード、コインなどの物質感、
人と人のやりとり、場の空気みたいなものが
ちゃんと移植できないと
ボードゲームの肝のおもしろさをなくしてしまうからだ。
今までもいくつかTVゲーム化されたボードゲームがあるが、
そのどれも本来のボードゲームに比べてつまらないのは、
上のようなおもしろさがぬけてしまったためだと思われる。

同じゲームと名が付くが、
近そうで遠い関係なのかもしれない。

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