人間風車

2008/09/16(火)
【はまるとあきる】

にはまる。
何かに飽きる。
反意語のようだけど、
自分的には、
「飽きる」=「興味がなくなる」
とはとらえていない。
どっちかというと、
「飽きる」=「平常心になる」
ととらえている。
なので、
程度としては、
はまる→飽きる→興味がなくなる→嫌いになる
となる。
んで、
最終的に一番居心地がいいのは、
「飽きる」段階だと思っている。
が、しかし、この価値観、
慎重に使わないとどえらいことになる。
「君には飽きたんだよ」
なんて言葉は100%
「君とはちょうどいい感じになった」
と受け取ってもらえない。

「はまる」とは「堕ちる」ことだ。
どっぷり浸かって、周りが見えなくなる。
他のこととのバランスがとれなくなる。
良いところだけ見えて、悪いところに気がつかない。
そんな病的な時期だ。
何をするにしても、
そういう時期がないとつまらないのは間違いないが、
そういう時期が一番良かった、一番好きだった時間
と考えてしまうと
あとは下がる一方に感じてしまうから、もったいない。
一方、飽きるというのは、嫌いになったのとは違う。
はまっている時期をピークと思っていると、
それより温度が下がる「飽きる」時代が、
情熱が冷めたと感じてしまうのがいけない。
「はまる」を熱が上がりすぎた時期と考えれば、
「飽きる」はちょうどいい温度になったといえる。
いいところも悪いところも見える。
他のこととのバランスが取れるようになる。
自分の自然な欲求量に合わせて求められる。
そう言う時期が「飽きる」だ。
オレに言わせれば、
「彼に夢中」は行き過ぎた時間であり、
「彼に飽きた」時期こそが、本来の時間である。

ただ、最初からちょうど良い温度で止まる
ってーのはとてもむつかしい。
(できたためしがない)
たいがいの事は、
ちょうど良い温度まで上がらないか、
加熱し過ぎてしまうかどちらかだ。
人生の火加減はむつかしい。

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