人間風車

2008/11/05(水)
【半購買層の背中を押す】

とんど中古の
本や音楽CDやDVDやゲームを買うことがない。
もちろん、
なんとなく気持ち悪いとか言う潔癖症でも、
何も中古で買う必要ないとかいう金持でもない。
元を作った人にお金が行かないのが、
なんか申し訳ない気がしてしまうのだ。

それでも、
絶版になってしまっているとかで買うことがある。
また正直に言うと、
新品を買うほどじゃないなー、
つまり新品の値段分としてはリスクも値段も高いなー
と思うモノも買うこともある。

モノを作る側の人間とすると
中古売買が盛んになると
その分の収益が入ってこないので困る。
その資金がないと次が作れないことだってある。
まわりまわって、
おもしろい新作が出てこなくなるという
遊び手川の不利益につながる。
というのが、
中古売買反対の一般的なというか代表的な理由だ。

しかし、
こうも考えられるかもしれない。
中古で売れるという「安心感」があるから、
そこでいくらかは回収できるので、
新作も買いやすくなる。
イイ作品!と思ったら売らなければいい。
失敗した!と思ったら中古で売って、
少し出費の痛手を和らげる。
そういうシステムがあるという安心感が、
新作を買う後押しになっている。
あるいは、
様子見で中古を買ったあと、
よかったら次回作から新作を買う
そういうことがあるかもしれない。

アメリカのテレビドラマは
ほとんどがシーズン単位の箱売り。
これが高い!
(DVD6枚組とかだから当たり前だけど)
『24』シリーズのように
もー、いいよ、最後までつきあうよ
という作品はともかく、
そうでないあまり知らないドラマを
いきなり箱買いをするのは、
とても勇気とお金がいる。
そこで最近、初回分だけのDVDが売られる。
これが800円くらいと逆に安い!
(2話くらいしか入っていないので当たり前だけど)
これくらいだと、
ちょっと興味がある、くらいでも手が出せる。
これでいいと思ったら、箱買いをすればいい。
(このため、箱にはVol1ディスクが入っていない)

これはいい考えだ。
ある意味、中古販売システムと同じくらい
安心して財布のひもをゆるめられるシステムだ。
そういう半購買層の背中を押す作戦は
どの分野でも必要だろう。

今ゲームでは
「やってもらえればおもしろいとわかる」
ではダメだと言われる。
どう手にとってもらえるか、そこが勝負だと。
そういうことが大切と言うことだ。
確かにその通りだと思う。
そういうことなら、
従来の4800円一発勝負
情報はパッケージの裏だけ。
お試し版、使用後の返却なし!という売り方も
もーちょっと考えた方が良さそうだ。

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